まーた減っちゃいますね、日本人旅行者…
韓国情勢があやしくなってきましたね。
政治的な話はここではしませんが、、、残念ながら今回のゴタゴタで韓国を訪れる日本人旅行者が減るのは間違いないと思います。いくら旅行業界が「政治と観光は別」と喧伝しても、空疎に響いてしまうことでしょう。。。
ま、こういうのは過去に幾度となく繰り返されてきた光景ですから、さほど珍しいことではないのですが。
先月の韓国出張は「日韓双方向の交流人口を増やそうよ」っていうキックオフ的な意味合いのある催しを取材するものでした。
李明博前大統領の竹島上陸に端を発する政治情勢と両国民の感情のもつれにより、旅行需要は冷えに冷え込み、ここ3年ほどは韓国を訪れる日本人旅行者は激減(しかし日本を訪れる韓国人旅行者は増加)していました。
先月お会いした日韓双方の旅行業界のトップらは、そういった悪感情がようやく薄れつつあるので、これを再出発の起爆剤にしましょう、のような雰囲気になっていました。よほどのことがなければ2017年は回復に転じる礎の年になるだろう、と。
わずか半月でよほどのことが起こるとは、誰も想像できませんよね。しかも今回の「よほどのこと」は記憶がないくらい厳しいですし。
私個人に限って言えば、以前このブログでも書いたように韓国はさほど興味をひかれる国ではないので、思い入れのようなものはあまりありません。
しかし、出張の際にお世話になったガイドさんは、SMAPが好きになったこと(キムタクが好きだそうです)がきっかけで日本に興味を持ち、その後は嵐に乗り換えて(笑)さらに日本が好きになり、日本と関わり続けたくて日本語ガイドになったそうです。
一方的に嫌ってくる(敵視してくる)人たちが苦しい思いをする分には気にもなりませんが、このガイドさんのように、日本が大好きな人まで仕事を失って苦しむというのは、さすがに気の毒だと思います。
なんとかなるといいのですが、うーん、短期的には難しいでしょうね。
それでは今日はこの辺で。