3.11から6年、今ごろ始めるらしい調査に愕然…
6年前から3月11日という日は、福島出身の私にとって無視してはいけない日です。
いろいろな思いについては、昨年の3月11日に書き尽くした感がありますので、そちらをご覧ください。
今年になって、原発事故により避難を余儀なくされた人たち、特に子どもたちが避難した先で不当な扱いを受けている、いわゆる「避難いじめ」について、松野文部科学大臣が初めて全国調査を実施すると会見で言及しました。
やらないよりはやった方がよいのですが、、、
今さらそれかよ!
親も姉も義兄も教員で、中学・高校の同級生の多くが福島県内で教員として活躍しているため、私の周囲では震災直後から「避難した先で児童や生徒が『放射能!放射能!』って言われていじめられているようだ」って話を聞いていました。
宮城県で新聞記者として働いている先輩からは、「『福島から来た子たちと遊んじゃダメ』なんて言うバカな親がいるらしい」という話も聞いていました。
高校の同級生の1人(高校の教員)によると、千葉県の大学生とサッカーの練習試合をした(彼はサッカー部の顧問でした)とき、接触プレーの後で生徒が大学生から「放射能が感染る」と言われたとのこと。そのチームとは2度と試合をしていないそうです。当然です。
結局、バカで自分勝手な大人が増えてしまったのがいけないのだと思います。
阪神大震災や中越地震、熊本の地震の時などには、物資の配布に整然と並ぶ様子が報道され、「みんなが少しずつ我慢し、こうやって支え合うのが日本人の美徳だ」なんて国内外から評価されてきましたよね。
それを否定するつもりはありませんが、この原発事故に関連する避難いじめの実態を考えると、日本人の美徳なんてどこにあるのだと声を大にして問いたい。
もし、自分の身に起きたとしたら?とは考えられないのだろうか、こういうバカタレどもは。
どうせそんな連中ほど、自分に何かあると「助けろ!助けろ!」とギャーギャー騒ぎ、理不尽な扱いを受けると「差別だ!差別だ!」ってがなり立てるのでしょう。
書いてたらムナクソ悪くなってきた(笑)
かつて出会った取引先の理不尽なオッサンとか、社員をゴミくらいにしか思っていないような経営者に対し、私が常々考えていたことが、こういうヤカラにも当てはまりますので、その思いを記して終わりにしたいと思います。
他人を踏みつけながら生きるような人間は、決して畳の上で穏やかに死ぬことはできない。
全ては因果応報。必ず報いを受けるときが来ます。
その日が来るまで、せいぜい自己中にいきがっていればよろしい。
それでは今日はこの辺で。