「真ん中の席の恐怖」は解消なるか!?
アメリカの企業が、旅客機のこんなシートを開発したそうです。
互い違いにして中央の座席の幅を広げる、というアイデアです。スクリーンも両サイドより大きいのだとか。
私は飛行機に乗る場合、例外なく通路側を希望します。新幹線でも同じですけど。
チェックインカウンターで座席の希望を聞かれないと、いやーな予感がするもの。混雑してて希望を聞いている場合じゃないんだな、と。
そしてボーディングパスを受け取った時、座席のアルファベットが真ん中の席を示す「B」だったりするとガックリきますよね。
かつてアナハイムに出張した際に、成田/ロサンゼルス間を今をときめくユナイテッド航空(笑)を利用したのですが、希望は聞かれず、渡されたボーディングパスのアルファベットは「B」。この時点で過酷な移動になるのを覚悟しました。
が、座席に着いてみてさらに膝から崩れ落ちるような光景が!
なんと両サイドが巨漢のアメリカ人。
アームレストの取り合いとか以前に、両サイドからそれぞれ10%ずつ私の空間に肉が侵攻しているという状態。
今でこそ私は標準体型に成り下がってしまったものの、当時は成人男性としては細い方でした。それでもあの挟み撃ちはキツい(笑)
ドアクローズの段階で他に空きがあったため、最終的には通路側の人が客室乗務員に言って席を移ったので、私も彼が座っていた通路側の席に移ることができました。
あの状態でロサンゼルスまでの11時間を過ごしていたら、発狂していたかもしれません。冗談抜きで。
今回新シートを開発したMolon Labe Designs社のアイデアは、記事にもあるように両サイドよりも大型のスクリーン、7.5センチ広いというだけでは「中央を選びたくなる」とまではいかないかもしれません。
それでも私のような恐怖を感じるほどではなくなるんじゃないか、と思います。
ぜひ、こういうシートを採用する航空会社が増えてほしいものです。
それでは今日はこの辺で。