栃木へドライブ:日光東照宮編 Part2
一般的には平日とされていた5月2日に、栃木へドライブに行ってきました。最初の目的地は日光東照宮。
Part1はこちらをご覧ください。
眠り猫をくぐって奥宮へと続く階段を登り始めると、絢爛豪華な陽明門の雰囲気からはガラッと変わり、一気に厳かな雰囲気に。
この階段は全部で200段あるそうです。お年寄りや体重の重い方、ヒザに不安のある方、運動不足の方は無理しない方がいいかも。
登り始めた私たちの目の前では、まだ10段も登っていないうちにゼーゼー言ってる恰幅の良い元お姉さんが。結局上では姿を見ませんでしたので、途中で断念したのかもしれません。
3000m級の山に登ることもある私は、この程度の登りで息を乱すことはありません!(自慢)
そうして登った先にあるのが奥宮。徳川家康の墓所でもあります。
キンキラに輝く下の建造物とは異なり、一見すると質素な佇まい。
と思いきや、拝殿は壁全体に銅板が張り回され、かつてその上に黒漆が塗られていたそうです。凝ってるなぁ。
説明書きには、奥宮はの参拝は将軍しか許されなかったそうです。現代では私たちがこうして見られるのはありがたいことです。
順路に従って進み、拝殿の裏にある鋳抜門へ。
説明書きによると、唐銅を鋳造して作った屋根や扉、柱を組み立てて建てられたそうです。
作者は鋳抜門と同じ椎名伊豫(しいな・いよ)だそうです。
家康の遺骸は駿河にあって、こちらには分霊されたという見方もあるそうですから、物理的にここに家康がいるかどうかは謎です。
御宝塔をぐるりと回ると、穴に向かって願い事をつぶやくと、その願いが叶うという叶杉へ。
私が何をつぶやいたかですか?
それはナイショにしておきましょう。
その後、せっかくここまで来たなら、ということで、鳴龍を見られる本地堂(薬師堂)へ。撮影禁止でしたので、写真はありません。
30年ほど前に来た時は、4列縦隊で並んで順番を待ち、龍の顔の下で4人そろって拍手して音の反響を体験した覚えがあります。
今はある程度の人数を集めて、お寺の(ここは東照宮とは別なので寺です)職員(僧侶、なんだろうか?)が拍子木を龍の顔の下で打って反響を聞かせる、というスタイルに変わっていました。
反響音を聞かせた後、僧侶が取り出したのはキレイな音色の鈴が付いたお守り。
「みなさんの健康を守ってくれるお守りです。ぜひ、あちらのカウンターでお求めください」
突然の生臭モード全開の営業が始まりました(笑)
鳴龍の説明よりも滑らかでしたね。恐るべし!非課税の宗教法人!
参道まで戻ってくると、妻がぼそっと一言。
なんか頭がキュッってする…。
えぇ…。この世ならぬ何かを連れてきちゃったわけじゃないよね?
我が家のレヴォーグは5人乗りですが、リアシートの余裕を考えると連れてくるのは2人まででお願いします!
その様子はまた明日。
それでは今日はこの辺で。