タビグルマ雑記帳

仕事で触れることが多い「旅」と「クルマ」を中心に、いつも感じていることを書き綴っています。

大変!全国的に忍者が足りない!www

いやー、笑っちゃいけないのでしょうけどね、このニュースを見たら大笑いしちゃいましたよ。

www.j-cast.com

 

乱暴に短くまとめると「全国的に忍者ショーの忍者役が不足している」となりますが、とにかくツッコミどころ満載の記事です。(でもしっかり取材して書いているのは好感が持てるし、同じ物書きとして拍手を送りたいwww)

 

ツッコミどころ その1

佐賀県嬉野市のテーマパーク「肥前夢街道」の忍者不足はさらに深刻だ。8人いた忍者が3人に減ってしまい、照明や音響も自分たちでやるしかない。

 もはや学芸会。。。しかもこの次の文章で忍者が薄給であるのも忍者不足の要因なのだとか。かなり可哀想。っつーかブラック?

 

ツッコミどころ その2

「忍者協議会」や「忍者養成教室」の存在。

 

前者は業界団体なのでしょうか。忍者業界というのがあれば、ですが。。。

 

後者の例として記事で挙がっているのは、西東京市にあるスクールだそうです。まさかそんな身近なところに忍者養成所があったとは!

 

ツッコミどころ その3

忍者養成教室「アストアクションスクール」長谷川晃誉代表は「プロの忍者になるためには1~2年の勉強が必要」と言う。 

いくら忍者ショーのための修行とはいえ、2年くらいでモノになっちゃうとは。。。体育大学や体育学部、体操競技部あたりをターゲットにして人材確保を図ってみてはいかがでしょうか?

 

実はインバウンドが影響 

そもそもこの忍者不足は、外国人旅行者の増加で全国各地のテーマパークなどで忍者ショーが活況を呈していることが背景にあるそうです。記事によると、登別のテーマパークでは、1回の講演は約20分で、これを1日に6回こなすとのこと。しかも年がら年中休みなし。

 

お客さん(=外国人)はSNSなどの口コミを通じて絶えず訪れるのでしょうから、休演するわけにもいきません。

 

一昔前であれば、黒装束に頭巾をかぶって印を結ぶ程度で大喜びだった外国人旅行者ですが、リピーターの増加や動画サイトの普及により、彼らの忍者を見る目も肥えてしまったのでしょう。子供だましが通用しないシビアな世界になってしまった、と。

 

最初は大笑いしていたこのニュースですが、じっくり考えると急激に拡大するインバウンド市場に供給側が追い付いていない1つの例なのかもしれない、という考えに至りました。

 

忍者の待遇が改善され、忍者も外国人旅行者も大喜びの忍者業界になってほしいと切に願います。

 

って、やっぱり忍者の待遇とか忍者業界って不思議な言葉だ(笑)

 

それでは今日はこの辺で。