タビグルマ雑記帳

仕事で触れることが多い「旅」と「クルマ」を中心に、いつも感じていることを書き綴っています。

「自動運転」ができるなら「自動で走らなくする」ことも可能か

先日、アイサイトの進化のニュースに触れ、自動運転について思うところを少し書いてみました。

tabiguruma.hatenadiary.com

 

その記事の更新をした後で、「自動運転」の開発を政府が進めているなら、「自動的に運転させない・できない」状況をつくることも可能だろうな、なんてことを考えていました。

 

例えば、高速道路などでの逆走による事故のニュースがちょくちょく流れますが、これを封じるには「自動で運転させない装置」が実現すれば、不幸な事故は減るはずです。

 

パーキングエリアやサービスエリアで、入ってきた入り口から出てしまうというのが、逆走の原因の1つと聞いたことがあります。そこで、PA・SAの入り口にクルマの流れを感知するセンサーを設け、逆走を検知したらバーなどが出てきて物理的にクルマを停止する、ということができるかと思います。

 

バーが壊される可能性もありますから、アメリカの駐車場でよく見るSpike Stripsを設けることでその不安もなくなります。それならセンサーも不要ですし。入り口から本線に出ようとすれば、パンクして走れなくなります。

 

本線に入っちゃって死亡事故を起こして莫大な賠償金を背負うよりも、タイヤ&ホイールセットの交換と罰金くらいで済むんですから、人殺しにならずに済むと思えば安上がりでしょう。

 

いずれ技術が進化すれば、逆走を感知するとクルマ側の受信機でその電波を受け取り、エンジンを自動的に停止する、とかブレーキをかける、という逆走防止の「自動運転防止」も可能になるかもしれません。

 

欧州で多くのクルマに採用されている「SOSボタン」などは、遠隔操作が可能な装備ですから、これを応用すればエンジン停止くらいはできるんじゃないかな、と。

 

「自動で走る」ことだけでなく、今起きている事故を少しでも減らす「自動で走らなくする」技術も確立してほしいなぁ。

 

それでは今日はこの辺で。