やっぱりアメリカはピックアップトラックだね
海外に行くと、その国でどんなクルマが走っているか気になります。
かつて出張で訪れたドイツでは、メルセデス・ベンツEクラスのタクシー(結構なボロでしたけど)や、メルセデス・ベンツの2階建てバスに乗ることができました。
しかもその2階建てバスの前を走るクルマが「走る大気汚染」の異名を持つ東ドイツ製のトラバントだった、なんてこともありましたから、楽しくてしょうがないです。
今回出張で訪れたグアムは、アメリカの準州という位置づけ。準州というのは自治権の及ぶ範囲が州よりも狭いとかなんとか、いろいろあるようですが、要はアメリカの領土ということ。
ですから、当然こういうクルマをよく見るわけです。
私、ピックアップトラックってあまり詳しくないのですが、これってGMのシエラですかね?かなりいじっているようですから確信が持てないのですが。
ほかにもトヨタのタンドラや同じくトヨタのタコマといったピックアップも大人気のようで、移動のバスから何度も目にすることができました。
ピックアップトラックって、カリフォルニアとかハワイ、グアムのように太陽光の強い土地で見るとすごくカッコイイ!アメリカならではですよね〜。
ちなみにこのピックアップトラックがアメリカで人気なのは、馬車の名残という説があります。
馬車というのは前から「馬→人→荷台」の順で構成されていますよね。クルマの登場により馬がエンジンに代わりましたが、アメリカでは「荷台」はマストだったため、馬車時代と同じ構成のピックアップトラックが人気というわけです。人気というよりも、DNAレベルでクルマといったらピックアップの形なのでしょうか(笑)
黎明期のクルマが「Horse-less Carriage(馬なし車両)」と呼ばれていたのもうなずけます。
さて、上の写真でピックアップの右に写っているのは日産ジュークですが、グアムでは思っていた以上に日本車が多かったです。アメ車ではJeepのラングラーをよく見ましたが、それ以外はうーん、という感じ。
ガイドさんに聞いたら「トヨタさまさまですからね」って言ってましたっけ。
年代物のカローラも現役で走っていましたから、壊れないクルマの代名詞として日本車は人気のようです。
それでは今日はこの辺で。