グアムのきれいな海をミサイルで汚すな!
北朝鮮のミサイル騒動で、グアムが標的になるような情勢ですね。
この時代にあれだけの蛮行をはたらく北朝鮮に対し、声を大にして言いたい。
いい加減にしろ!
ミサイル作る金があるなら、飢えた民衆に食料を渡しなさい!
7月にグアムに行き、グアム準州政府観光局の本局長から「グアムがいかに日本市場を重視しているか、日本人に快適に旅行してもらうための投資は惜しまない」という意気込みを聞いてきたところです。
このブログでも何度か触れてきましたが、旅行産業は平和の上に成り立っています。
かつて、グアムも太平洋戦争の激戦地の1つでした。
今でも米軍が上陸した地点には、旧日本軍の大砲や高射砲などが残されています。
こんなに海はきれいなのに、こういう物騒なものがあるというのは、やはり違和感を覚えずにはいられません。
さらに、グアムが日本領だった頃は、陸軍の将兵たちは現地の人々にずいぶんひどいことをしたようです。(現地の方の記録によると、海軍の将兵はみな優しかったのだとか)
恨まれても仕方ない歴史ですが、今のグアムの人たちはとっても未来志向。
過去は過去として、ああいうことが二度と起こらないよう、日本のみなさんとはお互いを理解し合って前に進みたいという意識なのだそうです。(国が違うと考え方がずいぶん違うものです)
今ではグアムは、太平洋戦争の激戦地だったのがウソのように、観光客=平和の象徴で賑わう島になっています。
平和じゃないと繁栄できない旅行産業ですが、旅行業界の偉い人たちが「観光には平和を維持する力だってある」と口を揃えて言うのも、あながち夢物語ではないと、私も最近になって思うようになりました。
もし、北朝鮮が本気でグアムにミサイルを撃つというなら、こんなきれいな景色が見られなくなることになります。
そんなことは絶対に許せません。
それでは今日はこの辺で。