熱戦!聖光学院vs広陵
高校野球選手権大会。
いやー、残念でした。
2回戦の宮崎代表・聖ウルスラ学園戦では苦しい苦しい戦いを制しただけに、この試合はその勢いを持ち込んでほしいなと、期待を込めて見ていたのですが。。。
今年の広陵と差があったとすれば、広陵の3番にプロ注目、しかも今秋のドラフトで上位指名が確実といわれる中村選手がいたかいなかったか、だけだと思います。
そのくらいレベルの高い熱戦だったと思います。
戦後最長となる11年連続甲子園出場。しかもその間、初戦で敗退したのはわずか2回だけ。もともと聖光学院のくじ運のなさは全国的にも知られるところ。2回の初戦敗退のうち1回は、一昨年の覇者・東海大相模。ほぼ毎年、死のグループみたいなブロックに入ってしまうため、今年はチャンスだと思っていたのですが。。。
ちなみに聖光学院の斎藤監督は、監督に就任した当初に「広島の広陵高校のようなチームを作り、甲子園で対戦して勝ってみたい」と言っていました。
今回で甲子園での対戦は3回目。私が強烈に印象に残っているのは、現日ハムの有原投手を擁する広陵高校と、現阪神の歳内投手が投げあった2010年の大会です。結果は有原投手が冒頭で1点を失っただけで聖光学院が1-0で勝利しました。
福島と広島という距離的に離れた学校ですが、素晴らしいライバル関係にあると思います。
全国放送では、11年連続出場という部分ばかりが取り上げられていますが、聖光学院はここ数年、福島大会では接戦続きです。最終回に逆転サヨナラという試合も1つや2つではなく、決して楽勝で勝ち上がっているわけではありません。だからこそ、惜しくも涙を飲んだライバルたちは、今日のような戦いを見て福島代表が聖光学院でよかった、と思えるのではないでしょうか。
ただし、私は県南部の出身で、高校は県中地区の郡山市。当時は郡山の日大東北高校と、私の故郷である石川町にある学法石川高校が県の覇を競い合っていました。
そろそろ県中・県南地区の学校が甲子園に行ってほしいなぁと思うのは、私だけではないのかもしれませんね(笑)
私のように故郷を離れて生活する身としては、夏の高校野球は郷土愛を感じる大きなイベントです。
昨年の大会前にもこんな記事を書きました。
自分の出身県が負けてしまうと、隣接県の応援をしたくなります。
その意味では、今日の第4試合で優勝候補の最右翼である大阪桐蔭を破った仙台育英に期待です!
真紅の大優勝旗は、今年こそ白河の関を越えることができるでしょうか。
あと数日、楽しみに観戦したいと思います。
それでは今日はこの辺で。