やっぱりリコールになった。日産の無資格従業員による完成検査問題
日産の無資格従業員が車両の完成検査を行っていた問題で、日産の西川社長が昨日記者会見を行い、約121万台のリコールを届け出る方針だと発表しました。
思っていたよりもコトが大きくなってきました。。。
日産のニュースリリースでは対応方法が明らかにされています。
一部の報道によると、121万台のリコールには250億円程度の費用がかかるそうです。
ほんのちょっとだけテキトーにやってしまった代償は大きかったですね。
西川社長は会見で「工程内の検査が多く、この部分は検査を(する資格があると)登録された人でないといけない、という認識が多少薄まっていたのかもしれない」(日産、121万台リコールへ 費用は250億円以上か:朝日新聞デジタル)と弁明したようです。
ん?
「この部分」って、完成検査ですよ?
いわばゼロ回目の車検なのに、有資格者でないといけないという認識が薄まっていたですと?
言い訳としてはちょっと苦しいようにも思いますけどね(笑)
三菱がやらかした時の言い訳と似てきている、かな?
可哀想なのは販売店。ただでさえ忙しいのに、メーカー側の不祥事で余計な仕事が増えるなんて。。。
上期の決算月である9月を過ぎているのがせめてもの救いでしょうか。
今後、第3者による調査が進んでいくことかと思いますが、日産にはその結果をしっかり受け止めて再発防止に努めてほしいと思います。
それでは今日はこの辺で。