祖母谷温泉に入ったはいいけれど…:2012年の富山旅行(前編)
昨日の記事で、2012年に奥穂高岳へのチャレンジを都内で断念し、富山への旅行に切り替えた、ということについて触れました。
今日はこの時のことを少し。長くなるので前編と後編に分けます。
夜通し運転して富山県内に入ったのは朝の7時過ぎだったと思います。
高速を降りてからコンビニの駐車場で作戦会議。
富山で一体なにをするのさ、と。
突然来ちゃったもんだから、予備知識も何もありません。
3人の中で唯一の歩くるるぶ的存在であるT君が、「宇奈月温泉に行ってトロッコ列車に乗ろう」と言い出したので、じゃあそうしようと。
3連休でしたから駐車場は一杯かな~、と思いきや、そこはまだ8時台。すんなり駐車でき、切符を購入してトロッコ列車に乗り込みました。
で、写真を何枚か撮ったはずなのですが、携帯が変わったりPCが変わったりするうちに、大半が行方不明に…。
列車に乗っている間の写真が手元にありません。。。
トロッコ列車に乗ってどこまで行くのかとT君に問うと、「欅平駅から歩くと祖母谷温泉という秘湯があるらしい」とのこと。
祖母谷温泉はばばだにおんせんと読みます。
なんか山姥とか出そう(笑)
話はそれますが、T君は秘湯が大好き。
私と2人で秋田に住んでいる先輩を訪ねた(レンタカーで東京/秋田を往復!)帰りに乳頭温泉に寄ったり、白馬岳登山の計画時にも「白馬鑓温泉小屋に1泊して温泉に浸かるのはどう?」と提案したり。
白馬鑓温泉については、、、
N君「温泉は下山後に汗を流せればOK。俺はとにかく稜線を見てみたい」
私「そこに泊まると、2日目に落雷の危険がある時間帯に雪渓を下ることになるから反対」
とケンモホロロに却下されました。それでも「憧れの秘湯なのでワンチャンないかなぁ…」と未練はあったようです(笑)
話を戻すと、欅平駅から祖母谷温泉までは、山道を歩いて約50分。結構歩きます。
そして見えてきたのがこちら。
遠目に見た時は「めっちゃボロ屋じゃん…」とヒザから崩折れそうになりました。
行ってみると、温泉に入るだけならこの建物は一切関係なく、半分屋外のような脱衣所で服を脱いで入るスタイルでした。(なお、他にも入浴客がいましたので、さすがに露天風呂の写真は撮っていません)
浸かってみれば、大自然の中での露天風呂の温泉ですから気持ち良いのは間違いありません。
バッタとかカエルも一緒に入浴してましたけど。そういうのは中学校のプール以来の経験でした(笑)
黒部峡谷鉄道の公式ウェブサイトで写真が少しありますので、興味のある方はこちらからどうぞ。
欅平駅から歩いてくる間に汗だくになりましたから、ここでさっぱり。
ですが、帰りも50分歩かなければなりません。
というわけで、せっかく温泉に入ったのに、欅平駅に着く頃にはまた汗だくになってしまった我々御一行様なのでした(笑)
ちなみに帰りのトロッコ列車では3人とも爆睡でしたから、景色はよく覚えておりません。。。
次回の後編では、「寿司屋の大将ありがとう!虹のかかる称名滝」をお送りします。
それでは今日はこの辺で。