寿司屋の大将ありがとう!虹のかかる称名滝:2012年の富山旅行(後編)
2012年は、まさかの都内での大渋滞により、遠征登山ではなく富山旅行に変更した私たち。
前編はこちらからご覧ください。
黒部峡谷鉄道を後にした私たちがまず心配したのは、この日の宿です。
行き当たりばったりで富山まで来ちゃったもんですから、泊まるところが決まっていません。
しかも9月の3連休初日。。。
T君は普段はいたってまともな男ですが、世間からちょっとズレてるところがあり、この時も「1部屋くらい空いてるっしょ」と謎の楽観主義(笑)
挙句の果てに「温泉旅館に泊まりたい」などと抜かす始末。
泣く子も黙る3連休ですぜ、旦那!
空いてねぇって。
N君と私がそう言っても聞く耳持ちません。
「まあ、温泉旅館じゃなくても、富山市内ならホテルくらい空いてるでしょ」と聞かないので、とりあえず富山市内へ。
観光案内所に向かい、市内の宿の一覧が載っているパンフレットを手に取り、片っ端から空きを確認する電話をかけまくりましたよ。
N君と私の2人が。。。
T君は「携帯の電池が切れた」だそうです(怒)
にもかかわらず、N君と私が電話をかけ終わって空きがないことを告げるたびに「えー、空いてないの?」とちょっと不機嫌そうにするT君。ぶん殴ってひん剥いて富山城の堀に沈めてやろうかと思いました(笑)
リアル『犬神家の一族』への思いをぐっとこらえ、5軒目くらいの宿に電話をしたところ、「ウチは空いてないんだけど、◯◯さんのとこならまだ空きがあるんじゃないかな。電話してごらん」とのアドバイス。
そちらに電話をしたところ、「4人部屋が1部屋空いてるけど、1人の人が後から来たら相部屋にしてもらいたいんだが、それでもよい?」ということで即決。
もうT君の要望云々は無視!
空いてたから決めた。はい、行くよ!って感じです(笑)
その宿まで行ってみたら、まあ季節労働の人なんかが泊まるようなところだったわけですが、この日はその手の人はおらず、1人旅とかバイクツーリング、サイクリング旅みたいな人ばっかりでした。
寝るところさえ確保できればなんでもよい私たち(少なくともN君と私)ですから、全く気にしませんでした。
どんな宿だろうが、ギュー詰めの山小屋よりはるかに快適です!(この頃はテント泊じゃありませんでした)
残念ながら写真がないのが悔やまれるのですが、薄ーい布団が4組敷かれている和室で、この世ならぬものが出そうな雰囲気がありましたっけ。
一息ついてから、夕食のため市内に繰り出し、ある寿司屋さんに入店。
これが大当たりで、本当に美味しく飲み食いできました。
大将の「どこから来たんですか?」から始まり、翌日どこか楽しい所はないか訪ねたところ、「称名滝なんてどうです?結構迫力ありますよ」とのこと。
翌日は称名滝に行くことに決め、宿に帰ったら、、、
T君爆睡(笑)
明け方まで目を覚ましませんでした。私とは分野が異なりますが、クリエイティブ系の仕事をしているのでしょっちゅう徹夜とかしてましたからね。疲れてたんでしょう。
だったら温泉旅館じゃなくても関係なかったじゃねぇかwww
そして翌日。
称名滝は寿司屋の大将の言うとおり、想像していたよりはるかに大きな滝でした。
後で知ったのですが、落差350mは日本一だそうです。
とやま観光ナビには滝の写真に「虹が見れたあなたはラッキー」(原文ママ)とあるのですが、、、
わかりますかね?
うっすらとですが、虹がかかっているんですよ!
写真では白い半円にしか見えませんが、実際にはしっかり虹色でした。
寿司屋の大将ありがとう!
この後は魚津で白エビのかき揚げ丼を食べ(正直言って微妙でしたw)、近くの道の駅でお土産を買って帰路につきました。
走行距離は800kmくらいだったと思います。
ドライバー2人とはいえ、よく走ったもんですw
それでは今日はこの辺で。