タビグルマ雑記帳

仕事で触れることが多い「旅」と「クルマ」を中心に、いつも感じていることを書き綴っています。

カレーのいい匂い♪→富良野の花畑での思い出

先日、美ら海水族館の話を少し書きました。

tabiguruma.hatenadiary.com

 

その記事の最後に、「旭山動物園については、いずれ書きたいと思います。」と書いたのですが、忘れるといけないので書いちゃいます。

 

かつて年間300万人が訪れる大ブームとなった旭山動物園

 

「動物の行動展示」の導入で一躍時の人となった坂東園長は、何かのインタビュー記事でも「公立」であることに触れ、しかも「スタッフは寄せ集めです(笑)」なんて語っていました。

 

私も2007年(だったかな?)に行ったことがありまして、飛べない鳥のペンギンが泳いでいる姿を水槽の下から見ると、まるで空を飛んでいるように見えたのが印象的でした。

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妻もご満悦の様子でした。(私も同じ構図で撮ってくれと頼んだのですが、天性とも言える妻の写真のセンスのなさにより、ペンギンとのコラボは実現せず。。。)

 

坂東園長は敏腕ビジネスマンのように語られることが多いですが、本来は獣医さんです。ある講演では、とにかく動物が好きで、大好きな動物に会うために動物園に通勤し、休みの日には大好きな動物に会うためにやっぱり動物園に行く、ということを話していました。

 

また、別のインタビューでは「動物園は人間のエゴで作ったものだから、その罪は背負い続ける」とも。

 

そういう坂東園長の胸の内を知ると、来園客を楽しませるためと考えられていた行動展示は、実は人間のエゴで檻の中に閉じ込めた動物に対する、せめてもの罪滅ぼしという意味を持っているのかもしれません。

 

こんな考え方で動物園を運営されている坂東園長は、美ら海水族館とは異なる意味で、プロ中のプロだと思います。

 

さてさて、旭山動物園を訪れたときの旅行では、富良野周辺の花畑も見ようということで、かんのファームさんにおじゃましました。

www.kanno-farm.com

 

ホラーな案山子がいたので、こんな写真も。

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9月上旬だったので、ラベンダーはピークを過ぎていましたが、他の花も含めた色鮮やかさで楽しませてもらいました。

 

しかし、ここでの思い出は花の色ではなく匂いです。

 

丘の上の方に行ったら、カレーのいい匂いが!

 

妻とも「カレーの匂いがする!スープカレーかな!?」なんて顔を見合わせた後で足元を見たところ、、、

 

カレーグラス

カレーの匂いがする不思議な草です。

 

なんて説明書きが。。。

 

もう10年くらい前の旅行のため、マイルドセブンの丘とか支笏湖の記憶は薄れているのに、カレーグラスと道の駅で食べたキタアカリのフライドポテトの味は鮮明に覚えているあたりが、いかにも我々らしいというかなんというか。。。

 

それでは今日はこの辺で。