東京モーターショー2017開幕!
今日は東京モーターショー2017(TMS2017)に行ってまいりました。
昨日1日と今日の午前中はプレスデー。今日の午後からは特別招待のみの公開でした。
6月下旬にグアム出張でご一緒した方が、TMSの事務局に非常に近い方だったため、特別招待券を送ってくださいました。
この場を借りてあらためて御礼申し上げます!
おかげさまで、一般公開日ではありえないくらい空いている状態で見ることができました。
細かいことは後日、あらためて個別に記事にしたいと思います。
TMS2017の会場を後にして数時間というフレッシュな状態ですので、見てきた所感を書いてみたいと思います。
所感その1:輸入車メーカーが本気じゃない(泣)
各メーカーとも、それなりの形のブースを構えていますが、展示車両がそこまで目新しくありません。すでに今年のジュネーブモーターショーやフランクフルトモーターショーでワールドプレミアされたものがほとんどです。
東京モーターショーの、つまり日本市場に対する海外メーカーの姿勢がそのまま反映されているように感じました。
だいたい、フィアット・クライスラー・グループが出展していない時点で、日本で唯一売れているアメ車であるJeepがありませんし、フィアットとアルファロメオのイタリア勢も出ていません。
MINIも売れているけれど、BMWが出展したのはBMWブランドのみ。
本気度という点では「なんだかなぁ」という感じでした。
ちなみに、私が一番印象に残ったのは意外にも(?)ダイハツでした。
1963年に登場した「コンパーノ ベルリーナ」(左)と、現代風にデザインし直したコンセプトモデル「DNコンパーノ」(右)です。
こういうの好き(笑)
所感その2:ホールが全体的にスカスカ…
出展メーカーが少ないことも影響しているのでしょうか、ビッグサイトのホールが全体的にスカスカだったように思います。特別招待日ということで人が少なかったというのだけが理由ではないように思います。
にもかかわらず、展示車両まで遠いメーカーもありました。
西ホールなんて、上から下のロビーを見るとスッカスカ。。。
ここにブースを構えていたのはシトロエンとボルボ、ハーレーダビッドソン、グランツーリスモでしたが、前回と前々回は、ここももっと賑わっていました。
しかも西ホールの1階は、西1ホールのみを使用。西2ホールは閉まっていました。
西ホールの上の階は、悲惨でした。一番賑わっていたのはトミカブース(笑)
前回はナビタイムが巨大なブースを構えて華やかでしたし、大学の研究室もブースを構えるなど、「自動車の未来」を感じられる展示が多かったです。今年はそういった雰囲気はあまり感じませんでした。
所感その3:本物のレースカーを見られるのは嬉しい!
ネガティブなことばっかり書いてしまいましたが、本物のレースカーの展示には大興奮でした!
毎回楽しませてくれる日野ブース。ダカールラリー仕様の日野レンジャーです。
こちらはメルセデスのF1マシン。フロントウィングの形状がいかに複雑か、実物を見るとよくわかります。
そして世界耐久選手権に参戦しているトヨタのTS050 HYBRID。
繰り返しで恐縮ですが、ネガティブなことも書いてしまったものの、一般公開が始まれば各ブースでさまざまなイベントやショーが行われます。
興味のある方はぜひ、ビッグサイトに足を運んでみてくださいね。
それでは今日はこの辺で。