TMS 2017、ダイハツは「脱・軽」路線!?
今日も東京モーターショーのネタです。
印象に残ったブースの第2弾はダイハツ。
西ホールの西1で、トヨタの隣に大きなブースがありました。まあ、トヨタグループは西1に集めたということですね(レクサスは東でしたが)。
手前に展示してある現行車種には目もくれず(笑)、一路コンセプトカーのもとへ。
手前はブーンとトールです。このへんもさほど私にとって興味のあるクルマではありません。
その奥にある2台は、、、
あれ?軽じゃない!
しかもバリバリのSUV!
トヨタのホンネは「軽の規格を廃止したい」という話を聞くことがありますが、ダイハツにもその圧力がかかってきたのでしょうか?
コンセプトカーでこれだと、私のようなひねくれ者からすると「これからのダイハツは脱・軽だ!」という意思表示に見えてしまいます(笑)
そんなことはないと思いますけどね。
さて、先日もアップしましたが、モーターショーを通して最も印象深かったクルマの1つがこちら。
1963年に発売されたコンパーノ ベルリーナ(左)と、現代風に解釈してデザインしたコンセプトカーのDNコンパーノ(右)です。
コンパーノ ベルリーナのグリルをよく見ると、こんなバッジが付いていました。
わかりますかね?「1964 TOKYO」というバッジです。
つまり、この展示車両は1964年に走っていたもの。2020年の東京オリンピックを控えたこのタイミングで、こういう車両を見られたというのは嬉しいものです。
DNコンパーノは、実に現代風のスタイリッシュさ。
グリルがレトロっぽいのがいいですね。
このまま製品化しても売れると思います。コンセプトカーとはいえ、ナンバープレートの位置も決まっているようなので、私は製品化は近いと見ていますが、どうなるでしょうか。
そしてこの2台のグリル中央のエンブレムを見てビックリしました。
まずはコンパーノ ベルリーナ。
そしてDNコンパーノ。
エンブレムは同じデザインにしたんですね!
デザインはアルファロメオみたいですが、こういうのは大事だと思うんです。決して懐古主義というのではなく、ヨーロッパに根付いている自動車文化を継承していくという姿勢を見せることになりますからね。
製品化する際も、こういうのを残してくれたら嬉しいなぁ。
それでは今日はこの辺で。