LOTポーランド航空の増便!エアアジアXが函館線就航!のニュースに思う
先日、LOTポーランド航空が成田/ワルシャワ線を3月下旬から週5便に増便するそうですね。
ポーランド航空は昨年1月に週3便で就航した新参の航空会社で、今年の夏に4便に増便したばかりです。時期は未定のようですが、いずれはデイリー運航まで増やしたいという意欲に燃えているみたいですね。
ちなみに成田線の使用機材はB787「ドリームライナー」。ビジネス、プレミアム、エコノミーの合計は252席だそうです。
画像:LOTポーランド航空公式ウェブサイト(http://www.lot.com/jp/ja/)
成田空港株式会社は現在、新規就航の航空会社に対して着陸料を割り引く「成田ハブ化インセンティブ」を導入していますから、航空会社にとっては新たに路線を開設しやすい状況です。
期限を過ぎると着陸料の割引はなくなりますが、今度は輸送実績を伸ばせば日本で行うマーケティング活動費の一部を成田空港が負担してくれる「マーケティングインセンティブ」というものもありますから、かなり手厚い待遇といえるかもしれません。
いずれにしても、これまで路線がなかった国と結ばれるというのは、日本にとってプラスになるはずです。
それから、エアアジアXが函館/バンコク線を開設するとの報道もありました。
こちらは2018年夏をメドに就航する見込みです。
LOTポーランド航空とは異なり、「訪日外国人のための便」という印象は拭えませんが、何にしろ新規就航は歓迎すべき。
とはいえ、かつて国際民間航空機関(ICAO)から安全上の重大な懸念があるという指摘を受けたことがあるエアアジアXですから、しっかり改善されていることを祈ります。
こういった新規就航のニュースを見るたびに思うのが、日本人もたくさん利用してくれるといいな、ということ。
便は満席だけど、日本で売れる航空券が極端に少ないという状況になってしまうと、日本でのコストの観点から路線維持が難しくなるのです。
LOTポーランド航空もエアアジアXも、そのあたりをクリアして長く日本とそれぞれの国の架け橋でい続けてほしいな、と願います。
それでは今日はこの辺で。