そこまで徹底するか!メルセデス・ベンツ 新型Gクラス発表!
今年のデトロイトモーターショーで、メルセデス・ベンツが新型Gクラスを発表しました。
1979年にデビューしたGクラスは、基本設計は同じままで、何度も改良を重ねてきましたが、今回はいよいよ全面刷新となりました。
その勇姿がこちら!
ん?
外見は全く変わらないような…。
現行モデルを見てみましょう。
ぱっと見は全く変わってないじゃんか(笑)
外観上は完全にキープコンセプトのため、これを「全面刷新」とか「フルモデルチェンジ」と言ってよいのか悩みます。
しかし、中身は本当に完全なる新規設計。
フレームの形状こそ、これまでと同様のラダーフレームを採用していますが、ボディサイズは大きくなり、サスペンション形式やボディ構造、ボディの素材なども、新しく設計されているそうです。
しかも、独特のドアの開閉音まで現行モデルと同じものを目指して設計するという念の入れよう。
私はこれまでに仕事でGクラスを少しいじる機会がありましたが、まさかドアの開閉音までオーナーたちに好まれているモデルだとは思いませんでした。
正直なところ、設計が古くて使いづらそう(笑)とさえ思っていました。
新型の登場で、そういうネガティブな要素もなくなるのでしょうね。
Gクラスは指名買いが多いモデルですが、ここまでして既存オーナーの機嫌を損ねたくないというのは、ほかのどのモデルよりも存在感があるのではないかと思います。
そう考えると、日本でも根強い人気のあるトヨタ ランドクルーザーなんかは形を変える必要はなかったんじゃないか、とさえ思えてきます。(そういえば2014年にランクル70シリーズを期間限定販売してましたね)
国産メーカーにも、Gクラスのように愛されるモデルが増えてほしいなぁ。
それでは今日はこの辺で。