ついに2輪モータースポーツも電動化へ!Moto-eの実車公開
ついに2輪車のモータースポーツも電気でのレースが始まるようです。
こういう動きがあるのは小耳に挟んでいましたが、実際にレースで使われる車両が公開され、しかもシリーズの冠スポンサーまで決まったとなると、一気に現実的なレースとして認識できるようになってきました。
レースは「エネルジカ・エゴ」と名付けられたマシンしか使うことができないワンメイクレースです。順位を決める要素は、よりライダーの技量によるものとなります。
ある意味では今のF1よりも見ていて楽しいかもしれません(笑)
記事によると、エネルジカ・エゴの最高速度は250km/hとのこと。ガソリンエンジンを使う現行のMotoGPのマシンはたしか300km/hくらい出るはずなので、この部分では少し差がありそうです。
しかし、電気=モーターを使用する車両の特性は加速力にあります。
エネルジカ・エゴの0-100km/h加速(停止状態から100km/hに達するまでに要する時間)がわずか3秒という驚きのスペック!
日産のリーフに試乗したことのある方は実感済みだと思いますが、モーターってエンジンのような内燃機関ではあり得ない加速を見せてくれます。
モータースポーツの先にあるのは、市販化なのは間違いありません。2輪の電動化が当たり前となったとき、ただでさえ厳しい状況が続く日本の2輪メーカーは、どのように立ち向かうのでしょうか。。。
Moto-eは2019年の開催を目指して準備が進められているようです。普段、MotoGPを見ることはあまりないのですが、もしCSで放送されるようなことがあれば、ちょっと見てみたいなー、と。
それにしても、4輪も含めて、そろそろ日本のメーカーは経営資源をEVに振り向けるのか、燃料電池車に投入し続けるのか、そのあたりの判断が必要な時期にさしかかっているような気がしてなりません。
それでは今日はこの辺で。