タビグルマ雑記帳

仕事で触れることが多い「旅」と「クルマ」を中心に、いつも感じていることを書き綴っています。

気分はトランスフォーマー? クルマからヘリに変形するPAL-V Liberty

スイスのジュネーブで開催されるジュネーブモーターショーで、こんなクルマがワールドプレミアとなるようです。

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画像:PAL-V公式ウェブサイト

 

クルマからヘリに変形するPAL-V Libertyです!

 

冒頭に「こんなクルマがワールドプレミア〜」と書きましたが、ヘリが主なのかクルマが主なのかわからん(笑)

 

トランスフォーマー的な要素、つまり中二的な要素を多分に含んだ夢のあるクルマ(機体)だと思います。

 

まあ、こういうものが発表されるといつも思うのが、クルマとしての性能はどうなのか、ということです。

 

ヘリとして空を飛ぶ以上は、軽量であることが絶対条件のはず。

 

でも、クルマとしての性能を高める機構、例えばデファレンシャルギアとかサスペンションなどは、いずれも重量物ですからヘリには不要なものです。

 

前1輪、後2輪というのは、まさに余計なパーツを減らすための設計ですよね。

 

これだとコーナリング時に安定しないだろうなー、と思っていたら、、、

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画像:PAL-V公式ウェブサイト

 

車両自らが重心を移動してバランスをとるのね(笑)

 

ちなみにPAL-V Libertyの価格は、日本円にすると約4200万円ほどだそうです。

 

フェラーリが買える値段でクルマ&ヘリが買えると思うと、、、安いのか?

 

こういうのはキワモノ扱いされちゃうことが多いのですが、私は夢があっていいなーと思います。

 

私の愛読書でもある『空想科学読本』シリーズの著者、柳田理科雄先生が著作の中で繰り返し述べているように、人間には現実世界の科学法則では起こり得ないことを描ける空想力があるからこそ、その空想に近づくために努力を重ねて科学が進歩してきたわけです。

 

「空飛ぶクルマ」はもはや夢物語ではなく、PAL-V Libertyのように量産化できるところまできました。

 

こういった技術と進化したAIが融合したら、トランスフォーマーだってSFの話ではなくなるかもしれませんよ!?

 

それでは今日はこの辺で。