若い人は添乗員付きのツアーを好む!?
今日はある観光局のトップにインタビューをしてきました。
どこの観光局か、とかそこでの内容につきましては、媒体での掲載前なのでここでは控えます。
が、インタビュー中の雑談のなかで、興味深い話を聞きました。
最近の学生は卒業旅行で添乗員付きのツアーに参加するケースが増えているそうです。
シニア向けを想定して造成した商品にも、若い人が混ざっているケースがあるとのこと。
そういった需要が増えつつあるのを受けて、若年層向けの添乗員付きツアーを開発・販売を始めた旅行会社もあるということで、多様性という点ではとても良い傾向ではないでしょうか。
ま、「増えている」と言っても、正確な統計などによるものではなく、この方がお付き合いのある旅行会社から聞いてきた話ですから、本当のところはどうかわかりませんが。
私が学生だった頃は、エイチ・アイ・エスに行ってできるだけ安い航空券を買い(エイチ・アイ・エスにはそういうのに詳しいスタッフが多かった)、海外旅行保険も一番安い1000円くらいのものに入って出かけるスタイルが当たり前でした。
ざっくりですが、2年前のこの時期に書いた記事で、私の卒業旅行について触れていますので、お時間のある方はどうぞ。
添乗員付きツアーと個人旅行のどちらが良いとか悪い、というのではありません。
当時は添乗員付きツアーの価格は非常に高く、学生には手が出ないものでした。
それが若年層向けに(おそらく手頃な価格の)商品を作ってくれるんですから、海外旅行デビューにとってはよいのではないでしょうかね。
「バックパッカーじゃなきゃダメ」なんて誰が決めたわけでもないんですから。
こういうツアーに2〜3回参加してみて、物足りなくなったり、もっと現地で自由に動きたくなったりしたら、個人旅行へと移行していけばよいのだと思います。
まずは「海外に行って外の世界を見る」という行動に移すのが大事。
むしろ今の若い人たちは選択肢がいろいろあっていいなぁ、とさえ思います。
それでは今日はこの辺で。