クライスラーが日本での販売終了。アメ車の淘汰が進みますねぇ
フォードに続き、クライスラーも日本での販売を終了しました。
すでに同社のウェブサイトからは、商品ラインアップなどに関するページは削除されています。
クライスラーの日本での最後のモデルとなった300Cは、結構売れたモデルではあったと思いますが、いかんせん欧州勢が存在感を示すセダンのマーケットでは、残念ながら埋もれてしまっていました。
では、クライスラーの国内販売終了は、アメ車マーケットにどんな影響をもたらすのでしょうか。
私の予測では、全く影響ないと思います。
上にリンクを貼った記事でも言われていますが、クライスラーを扱ってきたFCAジャパンでは、ジープも扱っています。
ジープはここ数年好調で、グランドチェロキー、チェロキー、レネゲードに加え、昨年フルモデルチェンジしたコンパスなど、ランナップも充実。
ラングラーのように固定客の指名買いが多いモデルがあるのも強いですね。
販売台数を見ても、ジープの存在感は年々増しています。
要するに、日本で存在感を示せず、売れないメーカーは撤退するしかない、というマーケットの原理がそのまま現れたと考えるべきでしょう。
端的に言えば淘汰された、と。
かつては数々の名車を世に送り出し、2000年代以降もPTクルーザーなど個性的なモデルを販売してきたクライスラーだけに、販売終了となるとノスタルジーに浸りたくなる気持ちは理解できますけど。
それでは今日はこの辺で。