アスリート同士の友情っていいねぇ
一時は開催を危ぶむ声がありましたが、無事に平昌オリンピックが終了しましたね。
メダルはもちろんですが、いろんな名場面が生まれました。
特に感じたのは、アスリート同士の友情というかお互いを尊敬し合う関係ですね。
スピードスケートの小平選手とイ・サンファ選手の物語だとか、各国のフィギュアスケーターたちからリスペクトされる羽生結弦選手、平野歩夢選手と彼のあこがれだったショーン・ホワイト選手の名勝負など、アスリート同士の友情っていいな、と感じました。
メダリストだけでなく出場している全てのアスリートは、私たち凡人には想像もつかないほど多くのことを犠牲にして競技にかけているわけです。
そんな者同士にしかわからないことがあるから、清々しいほどの友情が芽生えるのかな、と。
選手団の帰国のニュースで、小平選手と羽生選手が隣同士で写っているものがありました。小平選手は「羽生選手にケガしている間に読んだ論文のことを聞いてみたい」なんて言ってましたから、そのあたりの話も少しはできたのかもしれませんね。
もはや天上人の会話ですわ。
私はフリーのライターという「プロ」の端くれですが、ライターが集まった席での会話といえば、締切はタイトなくせに原稿料の支払いは渋る出版社って多いよねなんていう悲哀に満ちたものが多くなりがち(笑)
フィギュアスケートのエキシビションとか閉会式では、国籍や肌の色など一切関係なく楽しそうにしている選手たちを見ると、昨今のギスギスした国際関係の話題が情けなくなってきます。
私がニュージーランドに滞在している間にも、バスに乗っていて、隣で信号待ちしているクルマから「ヘーイ!」って野太い声がするから窓の外に目をやると、白人のスキンヘッドの兄ちゃんが中指を立ててくる、なんてこともありました。
腹は立ちましたけど、むしろ「ああ、こういう連中がいる以上はニュージーランドは先進国みたいに見えるけど、中身は発展途上国なんだな」と思う方が強かったですね。
ちなみに走り去ったその兄ちゃんが乗っていたクルマに付いていたエンブレムは、3つの赤いダイヤモンド。。。
アジア人が嫌いなくせに三菱車に乗るというハンパ者でした(笑)
今のニュージーランドはどうなのでしょうか?
願わくは、ああいう連中は恥ずかしくて表に出られない空気になっていてほしいものです。
ホント、アスリートみたいな友人関係が築ければ、紛争なんてなくなるのにね。
それでは今日はこの辺で。