三頭山遭難事故、続報来る
昨日の記事は、かなり多くの方に読んでいただいたようです。
あまりのアクセス数の多さ(あくまでもタビグルマ雑記帳比)に、すわ、バズったか!?と、まじビビりましたよ。いやホント。
わずかに4桁に届かないアクセス数でバズったもへったくれもないのですが、気を取り直していきましょう。
昨日に引き続き、三頭山の遭難事故についてです。
昨日の記事で「不可解な点」を4つほど挙げましたが、そのうちいくつかが明らかになったようです。
不可解な点その1に対する続報
外国人が含まれているらしい、という情報でしたが、13人中10人が中国人だったとのこと。
正解は外国人のパーティに日本人が含まれていたですね。
「降雪の予報も知っていた」うえで、「雪が降っていたけれど大丈夫だと思った」というのは依然として不可解なままですが。
不可解な点その2に対する続報
通報の遅さ=経験者がいなかったの?という疑問がありましたが、この13人は、SNSで知り合って、この日に初めて顔を合わせた人もいたとのこと。
登山経験の有無なんて分かりゃしません。
不可解な点その3に対する続報
昨日の段階では登山ルートが不明でしたが、奥多摩湖側から登り始めたそうです。
無雪季に登った私は約3時間半で登頂しました。コースタイムよりわずかに早いくらいでしょうか。
健脚家なら2時間半くらいで登っちゃうのでしょうね。
積雪期のコースタイムはわかりませんが、山頂とヌカザス山の間で動けなくなったのなら、やはり登れる体力のある人達ではなかったのでしょう。
アイゼンやスノーシューのような装備を持っていたとは思えませんので、それだけ時間がかかってしまったのでしょうか。
そもそも13人もいれば行動は遅くなっていきますし。
いずれにしても、ヌカザス山に着く前に引き換える判断ができる場所はいくらでもあったはず。
やはり撤退の決断を下せる人がいなかったのが、事故につながった要因の1つなのだと思います。
不可解な点その4に対する続報
21日朝に登り始めた、とありました。
奥多摩湖側から三頭山に登る場合、奥多摩駅7時37分着→8時前後のバスに乗り、小河内神社下車。8時半前後には、奥多摩湖の対岸に向かう浮橋を渡り始める、というイメージです。
「21日朝」が何時なのか明らかになっていませんので、この点についてはこれ以上は言及しないでおきましょう。
どうやら、中国人の間では奥多摩湖の浮橋の景色が素晴らしいと人気のようで、最近では多くの外国人が訪れているようです。
来るのは一向に構いませんが、ハイキング気分で奥多摩の山を登るなと言いたい。
自分に降りかかるリスクを少しでも減じようというのが、登山をする人の基本的な姿勢ですから、日本人でも外国人でもそういう姿勢じゃない奴らと同類と思われるのは我慢なりません。
ネットで情報を集めるだけでなく、奥多摩周辺の人たちのアドバイスも聞いたうえで、人に迷惑をかけないように楽しく過ごしてほしいものです。
それでは今日はこの辺で。