想像以上に良かったダナン近郊のマーブルマウンテン
すでに掲載から2年近く経とうとしているため、取材のこぼれ話を書いてもよいかな、と判断。
2年前の今頃、ベトナムのダナンに取材に行った時のことで、記事にしていないことを書いてみましょうか。
成田からダナンにベトナム航空が直行便を運航しているにもかかわらず、スポンサーが香港エクスプレスだったため、羽田〜香港〜ダナンというルートでした。
このルートも悪くないですね。
香港で乗り継ぎで6時間も待つことを除けば。
この時は、ダナンからホイアンにかけての中部ベトナムを急ぎ足で巡りました。
2日目に訪れたマーブルマウンテンは、文字数の都合で記事で触れたのはほんの少しでしたが、印象深い観光地でした。
というのも、まず仏教国のベトナムらしさを強く感じられること。
マーブルマウンテンというのは俗称のようなもので、実際には五行山という信仰の山。山中にはお寺がたくさんあります。
階段を登って上まで行くこともできますが、何しろ暑いので体力に自信がある人でもエレベーターを使うことをお勧めします。(エレベーターが有料なのはご愛嬌ということでwww)
エレベーターで高度を稼ぐと、すぐにこんな風景が待っています。
写真の奥は海なのですが、ベトナム戦争の頃は海岸線におびただしい数の地雷が埋められていたそうです。
順路に従って進むと、あちこちに洞窟があります。
こっちにも。
時間の都合で小さな洞窟は見学しなかったのですが、ゆっくり観光できる人は1つずつのぞいてみるとよいでしょう。
こんな切り通しのような場所もあります。
こういう光景を見ると、前日に宿泊したのがビーチリゾートだというのを忘れてしまいます。
順路にはこんな感じの門がいくつもありました。
かなり古いそうです。
そして、マーブルマウンテン観光のハイライトがこちらの洞窟。入り口には石でできた立派な門があります。
内部はかなり広く、天井も高い。大きな仏像が鎮座していました。
この洞窟の天井には、大きな穴があいています。
これはベトナム戦争時に、現地の人たちがこの洞窟を防空壕として使っており、米軍に発見されて爆撃を受けた時にできた穴なのだそうです。
米軍は長い間、この洞窟の存在を知らなかったらしいのですが、たしかに外から見るとただの山。
今では完全なリゾート地として変貌を遂げつつあるダナンですが、ガイドの話の中にしばしばベトナム戦争の話が出てきます。
わずか50年前、こんな平和そうな土地が激戦地だったのかと思うと、複雑な気分になりますね。
洞窟を後にし、展望台まで行くと、さっきとは違った景色が待っています。
なので、近隣には大理石細工や石像を販売するお店がたくさんありますが、、、
正直言って日本人の好みに合うようなグッズは皆無でした(笑)
いかがでしたか?
久しぶりに(というかほぼ初めてかもしれませんがwww)旅ブログ的な内容にしてみました(笑)
今後も賞味期限が切れたもの(掲載からある程度時間が経ったもの)から、取材時の裏話や記事にできなかったネタを小出しにしていこうと思います。
それでは今日はこの辺で。