奥多摩三大急登・稲村岩尾根に挑む!:鷹ノ巣山登山
昨日、奥多摩の鷹ノ巣山(標高1736.6m)に登ってきました。
その様子を書いてみたいと思います。
メンバーは私とT君の2人。本当はN君を交えたいつもの愉快なオジサン3人組で向かう予定でしたが、前日にこんな連絡が。
「皆様、申し訳ございません、無念にも本日風邪でダウンしてしまいました。遠足前の小学生にありがちなパターンです。悔しいです。どうか私の分まで楽しんできてください」
さすが数え歳で42歳の本厄!
思えばN君は、3月のハーフマラソンもヒザの傷みが完治せず、出走を取りやめました。
本厄云々の前に、ちょっとイベント運がないなぁ。
というわけで、T君と2人で稲村岩尾根に挑むことになったのです。
私が鷹ノ巣山に登るのは2回目。
初めて登ったのは2010年の4月でした。
雲取山に1泊2日で行ったときで、2日目に鷹ノ巣山まで縦走しました。
その時は雲取山から七ッ石山を通り、鷹ノ巣山までの尾根道を歩いたので、さほどキツいルートではなかった覚えがあります。
しかし今回のルートは、奥多摩三大急登と言われる稲村岩尾根。
すでにこのルートを経験済みのT君とN君から、
このルートは、ずーっと登り。ひたすら登り。もうすぐ頂上?って思っても登り。
と聞かされていたので、さぞかしツライだろうと覚悟はできていました。
奥多摩駅から東日原までバスで行くと、登山道の入り口の手前で八重桜が満開でした。
奥多摩でもこの時期に八重桜が満開ということで、いかに今年は春が一気にやって来たかをうかがい知ることができます。
登山道に入ると、一旦沢まで降りるのですが、ここがまた素晴らしく爽快な気分になる場所です。
上流側はこんな感じ。
三大急登ということで、写真を撮ってる余裕があったのはここまで(笑)
最初のチェックポイントとなる稲村岩まで、ずーっと急登でしたので。。。
なので、次に撮った写真は、、、
その稲村岩でした。
T君に「岩の上まで行くかい?www」と聞かれましたが、私は即答。
いや、結構ですwww
だって、こんな注意書きがあるし。
イン◯タ映えとかを狙って、安易に登って落ちる人がいるんでしょうね。
稲村岩を過ぎても上りは続きます。
途中で休憩した地点で、かろうじて撮ったのは山に咲く花。
これはヤマツツジでしょうか。
こっちはかなり標高が高いところに咲いていたヤマザクラ。
ひたすら登っている途中で、休憩中に「この先はもう急登はないみたいだし、そんなに辛くないだろうね」なんて談笑するシニアの団体をパスしました。
このルート経験者のT君が「そう思って登ると精神的に痛い目を見るのに…」とつぶやいたのを、私は聞き逃しませんでしたよ(笑)
そして、登頂(笑)
休憩時間を入れたうえで、東日原バス停から約3時間で登頂しました。
今年の初登山となり、体重増に悩むオジサン2人組としては、まずまずではないでしょうか。
それにしても2010年には、こんな立派な石碑はなかったはず。
下山後、2年前に鷹ノ巣山に登ったN君に写真を送ると、「立派な石碑が立ってる!」と驚いていましたので、この1〜2年の間にできたものと思われます。
鷹ノ巣山の南側は、眺望が良いことでも知られています。
北側の斜面にあたる稲村岩尾根をヒイヒイ言いながら登り、辿り着いた末に待っているのはこんな景色です!
日本一の山もくっきり!
南アルプスの山々もはっきり見えました。
この日は気温が高く、日差しを遮るものがない山頂は本当に暑かった(泣)
あまりに暑くて、T君はお昼のために持ってきたカップ麺を「暑くて食う気がしねぇ」って言ってパス。
おにぎりとパン、缶詰でさっさと昼食を済ませてました(笑)
T君も私も今年の初登山。
冬の間にダルダルにたるみ、なまってしまった身体に山の神様からムチを打たれた気分でした。
でも不思議とイヤじゃないwww
下山および下山後も少々ネタがありますので、それはまた次回にでも。
それでは今日はこの辺で。