歓迎!マリカーの安全基準強化へ
ついにというか、やっとというか。。。
公道カートの安全基準が強化されるそうです。
実は私、昨年の秋に取材で南青山に出かけた際、六本木通りを爆走するマリカー軍団に遭遇しました。
ちょうどこの記事の日です。
場所もまさにロペライオ青山さんの前あたり。
急いでいたので写真は撮っていません(撮ったら余計に調子づくだろうし)が、真っ先に感じたことが、、、
仕事で走ってるトラックとか営業車の邪魔をするな!
でした。
車高が低いから他車の死角に入りやすいし、そもそも車線なんて守らずに走ってるし、集団だから気が大きくなって傍若無人な走り方してるし。
秋葉原の業者が外国人旅行者を集めて集団で走らせているっていうのも何だかなぁ。
事故も増えているらしく、直近ではシンガポール人の女性が歩道に乗り上げて怪我をした、というニュースがありました。
このシンガポール人は自分が痛い思いをしただけのようですが、もしこれが歩道を歩いている人をひいて怪我を負わせることにでもなったら、、、
そんな外国人には日本に来てもらわなくて結構
とさえ思えてしまいます。
この公道カートは道交法では原チャリ並の「ミニカー」という扱いながら「普通自動車」でもあるとのこと。だから2段階右折や30km/h制限もなく、ヘルメットの着用義務もないそうです。
一方で、道路運送車両法では原チャリと同じ扱いになるため、シートベルトの着用義務はないそうです。(レンタルで乗ってる外国人には関係ありませんが、車検もないんですって)
なんじゃそりゃ?
国交省としては「カートの安全を確保するため」ってタテマエで視認性向上や運転者の安全を守る装置の装着を義務付けるような規制強化策を出しています。
シートベルト、テールランプ(ハイマウントランプ含む)などは対象になるようですが、身体がむき出しである以上はヘルメットの装着も義務付けるべきでしょう。
車体に関しては乗用車と同じレギュレーションにして、少しでもレギュレーションからはみ出たら取り締まれるようにしてほしいと思います。
それに加えて集団で走る行為も取り締まれたら言うことないんだけど。。。
いずれにしても、都心の狭い道路で身体むき出しの車両がいたら、ホントに邪魔でしょうがないし危ないです、周囲が。
秋葉原の業者のウェブサイトには、最高で唯一の冒険をしよう!なんてキャッチコピーが出ていますが、人様に迷惑をかけてまでする冒険に何の意味があるのかと私は考えます。
視認性向上部品関連の適用は2020年4月1日から、車体関連の適用は2021年4月1日からですが、適用時期をもう少し前倒して、もっと厳しく規制してもらいたいなぁ。
それでは今日はこの辺で。