ベントレー ✕ セントレジス、オリジナルカクテルもあるよ
ラグジュアリーブランド同士のコラボレーションというのは、本来は難しいものです。
長い年月をかけて築いてきたブランドイメージや、そのブランドを信用して利用し続けてくれるロイヤルカスタマーのことを考えると、おいそれと他のブランドと手を組むわけにはいかないはず。
しかし、両者の哲学に非常に近いものがある場合、案外簡単に事が進んでしまうようです。
両者の「伝統と卓越性への献身」という部分に共通するものがあったらしく、パートナーシップの提携には時間がかからなかったそうです。
現在、世界各地のセントレジスでは、ホテルの専用車にベントレーを採用し、空港〜ホテル間の送迎やプライベートな観光などに利用できるサービスを行っています。
また、ニューヨークとドバイ、イスタンブールのセントレジスには、「ベントレー スイート」というスイートルームもあります。
スイート内の家具は、ベントレーの工房で熟練工が手作業で製作したもので、クルマのシートに採用している「ダイヤモンドキルティング」で仕上げたソファなど、ベントレーの世界観をたっぷりと味わえるようです。
セントレジス大阪のバーでは「ベントレーカクテル」を提供しています。
上の写真は「Continental 333(コンチネンタルトリプルスリー)」という名のカクテルで、新型コンチネンタルGTをイメージし、同車の最高速度333km/hにちなんでこう名付けられたそうです。
なので、トリプルスリーといっても東京ヤクルトスワローズ・山田哲人と福岡ソフトバンクホークス・柳田悠岐の3割・30本・30盗塁は関係ないようです(笑)
もう1種類、ベンテイガV8という車名そのものズバリのカクテルもあります。
いずれも1ドリンク¥2,000。
高いと感じるか安いと感じるか、妥当と感じるかは人それぞれ。
ただ、ベントレー好きの私としては1度は飲んでおきたいなと思うのでした。
大阪に行く用事はなかなかないのですが。。。
ちなみにセントレジス・ニューヨークは、今では日本でも知られるようになったカクテル「ブラッディマリー」発祥の地。1934年に同ホテルのバーテンダーがレシピを完成させたそうです。
セントレジスの公式ウェブサイトによると、当時はホテルのゲストの気分を害さないように「レッドスナッパー」と呼んでいたとのこと。
シンガポールスリングのラッフルズホテルもそうですが、伝統あるホテルってこういうウンチクに満ちたストーリーがあるから楽しいですよね。
それでは今日はこの辺で。