タビグルマ雑記帳

仕事で触れることが多い「旅」と「クルマ」を中心に、いつも感じていることを書き綴っています。

初めて乗ったマカオ航空

 

早いものでもう6月です。

 

マカオに取材に行ったのが「先月の話」になってしまうんですね。

 

ま、まだまだマカオネタで引っ張っていきたいと思います(笑)

 

今回のネタは、初めて乗ることになったマカオ航空です。

 

ちょっと前までは、マカオって香港からフェリーで行くイメージが強かったかもしれません。

 

別件でご一緒した先輩ライター氏にも「フェリーに乗りました?」って聞かれたくらいですから。

 

今は成田と関空からマカオ航空が直行便を運航しています。

 

私たちは成田から出発。

 

この3月までは2カ月に1回は成田で取材をする仕事があったのですが、成田から「出発する」というのは、昨年6月のグアム出張以来でした。

 

出発は第2ターミナルから。搭乗ゲートはサテライト側です。

 

何度経験しても良い気分のしない保安検査を終えて出国手続きを済ませた後、免税店が集まる「ナリタ5番街」をスルーして、かつてはサテライトへ向かうトラムがあった場所へ下りていきます。

f:id:nobie-t:20180601184418j:plain

トラムは乗車時間がわずか1分程度でしたから、ここで大混雑していたことを考えると通常の通路にして正解だったと思います。

 

今ではきれいな通路になっており、途中にはカフェなどもあります。

f:id:nobie-t:20180601184539j:plain

この程度の距離をトラムを使って移動していたと思うと、その無駄は計り知れないなぁと考えざるを得ません。

 

この通路を歩いていく途中、左手にマカオ航空機が見えました。

f:id:nobie-t:20180601184701j:plain

A320ですから当然なのですが、小さいよね(笑)

 

この日の成田便はほぼ満席で、東京在住のカメラマンさんが関空便でマカオ入りするという不思議な現象も起きていました。

 

おそらくキャンセルかノーショーだったと思われますが、私の隣は空席だったんですけどね(笑)

 

搭乗時間になると成田は土砂降り。

f:id:nobie-t:20180601185115j:plain

ディレイしなきゃいいなー、というのは杞憂に終わり、無事に出発。

 

各席にモニターはなく、機内エンターテイメント系はちょっと時代遅れの感がありました。

 

それでも5時間弱ですから、本でも読んでりゃ着きますから気にしません。

 

だいたい、今は多くの人がスマホとかタブレットに入れたコンテンツで楽しみながら機内で過ごすわけですから、航空会社がこの手の設備に力を入れる必要はないと思います。

 

お楽しみは機内食。どんなもんかと思っていたのですが、、、

f:id:nobie-t:20180601185705j:plain

ザ・エコノミー(笑)

 

特に美味しくないわけではなく、特に美味しいわけでもない、ごくごく普通の機内食でした。

 

これを作っているのは空港周辺にある業者さんの工場ですから、日本発の便なら変なものは出てこないと思います。

 

ちなみに帰国便でも機内食が出ましたが、両隣が同行のライターさんだったので、「出版業界の過去・現在・未来」という重い話題(笑)で盛り上がってしまい、機内食の記憶があいまいです。。。まあ、不味かったらその場で話題になってたでしょうから、特に不満もない質だったはずです。

 

 

ローコストキャリア(LCC)の台頭によって、フルサービスキャリア(FSC)の機内サービスは今後ますます簡素化されていきそうな気がします。

 

簡素化と同時に洗練される方向に進んでもらえると、利用者としては嬉しいんですけどね。「お値段変わらずサービスだけ簡素化」だと、顧客はますますLCCに流れてしまうでしょうし。

 

そのへんはコストとの兼ね合いが絡む難しいところですから、航空会社によって対応が大きく分かれることになるかもしれません。

 

そんなことを考えたマカオ航空での空の旅でした。

 

それでは今日はこの辺で。