新型ジムニーの概要発表!Gクラスに似てる?
スズキが新型ジムニーの概要を発表しましたね。
国内外に多くのファンがいるクルマですから、これを心待ちにしている人も多いことでしょう。
スタイリングは基本的にキープコンセプト。
私の印象としては、現行モデルよりも角張った感じを受けます。
画像:スズキ公式ウェブサイト
一歩間違えれば、新型Gクラスにだって見えちゃう、、、、
わけないですね、失礼しました(笑)
せいぜいJeepのラングラーかな、といったところでしょうね。(そういえば新型ラングラーもキープコンセプトになるようです)
しかし、ジムニーはシャシーにラダーフレームを採用しています。ハシゴ型のフレームにエンジンやサスペンションなどを組み付けていくやつです。
画像:スズキ公式ウェブサイト
ということは、それこそGクラスと同じ設計思想ということじゃないですか!
ほら、これが新型Gクラスのラダーフレームです。
別にラダーフレームは新しいものではなく、むしろ古いもの。
今では乗用車に使われることはほとんどなく、トラックなんかに使われることの多いフレームです。
それだけ堅牢性の高さに定評がある(諸説あります)ため、本当にオフロードを走ることを想定して設計されているクルマって、行き着くところは同じになるんでしょうかね。
以前もこのブログで触れましたが、Gクラスとジムニーでは車格が全く違うとはいえ、指名買いが多い=熱狂的なファンが多いという点では驚くほど共通しています。
そして、奇しくもどちらのモデルも新型のスタイリングはキープコンセプト。
長い間、ユーザーに愛されてきたモデルは、おいそれとイメージを変えることはできないんですね。
そういえば、V35スカイラインが出た時には丸型テールランプじゃないということで、ファンから「あれはスカイラインじゃない」とまで酷評されてましたよね。(他にも理由はありましたが)
新型ジムニーと新型Gクラスを見て、V35スカイラインを思い出し、長く愛されるモデルはメーカーにとっては諸刃の剣になり得る存在なのだな、と思い至った次第です。
それでは今日はこの辺で。