旅行商品は「旅先で何ができるか」が最初に来るのがスジ
今日は1件、インタビューの取材があったのですが、珍しく取材から〆切まで1日(というか1晩)しかないため、切羽詰まった状況です(;´Д`)
本当ならブログなんて書いてる場合じゃないけど、ちょっとだけガス抜き(笑)
今日聞いてきた話というのは、ある企業の旅行事業部の方に今後の展望を聞くというもの。
この企業は異業種から旅行業界に参入する形になるので、とても新鮮でした。
既存の旅行会社の多くの人は、「●●に行きたい」という要望を受けると「空路のつなぎ方」や「ホテルの選定」という部分から入ることが多いです。
しかし、今日の方の話では、まずは「旅行に行った先で何ができるのか」を考えて商品を作る、と。
ああ、大手旅行会社の人が聞いたら卒倒するかもしれませんね。
もしくは「ふん、シロートが!」って否定するところから入っちゃうとか。
どうしても既存の旅行会社の方って、座席の確保はどうするんだ?とかホテルの仕入れ値はどうなってる?というのが先にきちゃうもんなぁ。それはそれでとっても大切な要素ではあるのですけど。。。
そういえば、先週のタイ出張の主な目的は、企業のインセンティブ旅行などにピッタリのコンテンツを実際に体験する、というものでした。
やっぱり旅行の本質って旅先で何をするかであって、行き方や宿泊施設というのは本来二次的な要素のはず。
行き方が旅行の最重要項目であるのなら、狭い座席である程度の我慢を強いられるLCCがここまで台頭してないと思うんですよね。
今後、旅行業の潮目は変わってくるのでしょうか。
そういう意味では、今日インタビューをした会社には頑張ってもらいたい!
それでは今日はこの辺で。