「日本で使えるSIMがないから代わりに電話してください」って言われた話
先日、タイに出張に行ってきたわけですが、帰国して羽田空港での出来事を書いてみたいと思います。
羽田に到着したのは朝6時45分頃。
7時半には全ての手続を終え、他の参加者の皆さんとご挨拶をして解散となりました。
問題はここから。
朝のこの時間は通勤ラッシュの真っ只中。
私は電車で帰るとすると、どのルートを使っても山手線には乗らなければなりません。
大きな荷物を引きずって朝ラッシュ時の満員電車に乗る勇気はありませんので、バスで自宅に最も近い駅まで帰ることにしました。
今日の本題はここから。
チケットを買ってバス乗り場に向かう途中、外国人旅行者から「スミマセン」と声をかけられたのです。
LINEの画面を見せられ、メッセージに表示されていた電話番号を指差し、
「この携帯には日本で使えるSIMが入ってません。代わりにこの番号にかけてもらえませんか?」
と懇願されました。
若くて可愛らしい女性だったので、助けてやろうというス◯ベ根性があったのは否定しませんが(笑)、バスの発車時刻まであと3分くらいだったので、
「ごめんなさい、バスがもう出ちゃうんだ」
と言ってお断りしました。
バスに乗り込んでから、公衆電話でかければいいのにと思ったのは、私が古い人間だからか。
おそらく羽田空港にはまだ公衆電話はあるのでしょうが、20年前と比べるとその数は少ないはず。
また、硬貨を持っていなかったとも考えられますし、たった1回の電話のためにテレホンカード(まだあるのでしょうか?)を買うのもバカバカしいですもんね。
ただ、電話機の数や硬貨の有無の問題ではなく、日本人・外国人を問わず若い人の間では公衆電話を使うという発想はもうないのだなぁ、と。
ちなみに私は助けを求められれば、できる限り助けてあげるようにしています。
今回声をかけてきた女性に対しても、もうちょっと時間があれば助けてあげられたのですが。。。
それでは今日はこの辺で。