タビグルマ雑記帳

仕事で触れることが多い「旅」と「クルマ」を中心に、いつも感じていることを書き綴っています。

ひっそりと登場!アルファロメオ・ステルヴィオ 1st エディション

ここのところ、クラウンやフォレスターの新型、メルセデス・ベンツ Cクラスのマイナーチェンジなど、注目車種の新型が次々と発売され、各種ニュースでも大きく取り上げられていましたね。

 

そんななか、ひっそりとアルファロメオが同社初のSUV「ステルヴィオ」を日本で正式に発表・発売しました。

www.alfaromeo-jp.com

通常のラインアップがないのに、いきなり400台限定の「1st エディション」として売り始めちゃうあたりが、このクルマの販売に対する自信のなさ、とも言えそうですが。。。

 

まあね、ただでさえ他メーカーの新型車の話題に押され気味なところに、発売直後のタイミングでアルファ・ロメオを傘下に持つフィアット・クライスラー・オートモービル(FCA)の元CEOであるセルジオ・マルキオンネ氏の訃報が駆け巡るという不運も重なったわけですからね。

 

FCAの日本法人であるFCAJにとっても難しい導入となってしまったのではないでしょうか。

 

そもそもSUVとはいっても、基本的にはセダンのジュリアをベースに車高を上げてハッチバック化したクルマという印象です。(FCAの方は否定するでしょうが)

 

スペックを見る限りではオフロード走破性も抜群なクルマ、というよりはオンロードの峠道をガンガン攻められる車高の高いジュリアとでも表現したほうが的確なのでは?とも思えます。。。

 

そんなクルマの詳細については上のリンクをご覧いただくとして、今日はこの車名について少しだけ触れてみたいと思います。

 

ステルヴィオという車名は、イタリア北部のアルプス山脈にある「ステルヴィオ峠」から取ったもの。

 

ステルヴィオ峠は自転車の3大グランツールの1つ、ジロ・デ・イタリアでもコースの一部として登場したことがありましたから、それで覚えていました。

 

それからウィキペディア先生によると、イギリスのBBCの人気番組『トップギア』では「世界最高のドライビングロード」と評価された道路なのだそうです。

 

先に述べた私の感想のように「峠をガンガン攻められる車高の高いジュリア」という表現も、あながち間違いではないように思います。

 

ステルヴィオ峠はヘアピンカーブの連続ということですから、◯名山の5連続ヘアピンカーブなんて子供だましみたいなものなんでしょうかね。

 

しかしまあ、峠の名前を車名にしちゃうって、よく考えたらすごいですよね。

 

これが国産メーカーだったら、「HARUNA」とか「AKAGI」とか、そういう車名を付けているようなものですもんね。

 

もし、トヨタ86のグレードに峠の名前が付いていたらどうでしょうか?

 

峠のライバルがライバルでなくなる

国産最強のハンドリングマシン

86 GR HARUNA 登場

 

なんてカッコつけたコピーでテレビCMをやっていたら、、、

 

きっと指差しで笑っちゃうと思います(笑)

 

イタリア人は「STELVIO」って字面を見て、そんな風には思わないのかなぁ?

 

それでは今日はこの辺で。