タビグルマ雑記帳

仕事で触れることが多い「旅」と「クルマ」を中心に、いつも感じていることを書き綴っています。

台風21号の被害による影響が長引かないことを祈ります

猛烈な勢力のまま日本に上陸した台風21号。

 

通り過ぎた後ですが、まだまだ吹き返しのような強風が吹いています。

 

特に直撃した西日本では、思いのほか大きな被害が出ているようですね。

 

関係者の皆さんが必死に復旧作業を行っているようですが、まだ停電している地域もあるとのこと。

 

一日も早く通常の暮らしに戻れるよう、私には祈ることしかできません。。。

 

今回の台風21号は、25年前の1993年9月に日本を縦断するように通過していった台風13号以来の勢力だったそうです。

 

このニュースを聞いたとき、私自身は「ああ、あの時の台風か」と、記憶が鮮明によみがえってきました。

 

というのも、25年前に高校生だった私は、今日のように台風一過となった日、友人と帰り支度をしていたところ、校舎のすぐ近くにあった木が強風により校舎側に倒れてきたという事故に遭遇したからなのです。

 

幸い、教室や職員室は直撃せず、枝が階段の踊り場にあるガラスを突き破っただけで済み、その瞬間に階段にいた生徒がいなかったことで、笑い話で済みましたが。

 

この日は土曜日で、当時はまだ第2・第4土曜以外は授業がありましたし、世の中も完全週休2日制度が定着する前の話なので、授業は午前中のみでした。だから、多くの生徒が下校していた(私は電車通学だったので、電車までの時間を教室でつぶしていた)というのも、人的被害が出なかった1つの幸運な要因かもしれません。

 

それでも、あのときのメリメリメリメリメリメリッ!ズズーン、ガッシャーン!という音と、迫り来る大木の恐怖感は忘れられません。

 

昨日から今日にかけて、ツイッターなどではマンションの屋根が飛ばされる様子や、看板が吹き飛ばされて電線に引っかかる様子が投稿されていますが、さぞかし怖かったでしょうね。

 

撮影した人たちに何事もなければよいのですが。

 

そして、最も衝撃的だったのは、水没した関空の映像です。

 

関空は近年、LCCの乗り入れが相次いでおり、外国人旅行者の日本訪問(インバウンド)には欠かせない空港の1つとなっています。

 

水が引いて滑走路が使えるようになっても、受託手荷物の運搬システムやトーイングカーなどの車両が被害を受けていたとしたら、空港の再開は長引いてしまいそうです。

 

しかも、連絡橋にタンカーが衝突した事故がありましたから、空港へのアクセスを確保する復旧作業も必要ですしね。

 

お天道様には勝てませんが、今回の台風の被害による影響が長引かないとよいのですが。。。

 

皆さんの無事と早期の復旧を祈りつつ、それでは今日はこの辺で。