ちょっと地味!? 行ってみればわかるレイク・ワナカの良さ
今から17年前、2001年のクリスマスホリデーを利用して、私は友人3人とともにニュージーランドの南島を1周しました。
走行距離は1000km超を11日間で巡る旅だったのですが、なんとドライバーは私1人。
1人はペーパードライバー、もう1人は国際免許証を持っていない、残る1人は左ハンドル・右側通行の国からやってきたため、右ハンドル車は怖くて運転できない、とのこと。
なので、1日の走行距離が約300kmを目安に旅程を組みました。
あちこち観光しながら、極端に疲労せずに楽しく旅を進めるには、この距離が上限だと考えたからです。
しかも、途中ではクイーンズタウンに2泊、最後のクライストチャーチで2泊しましたし、300kmに満たなくても宿泊するなど、かなり工夫したのを覚えています。
そうして宿泊した街の1つが、レイク・ワナカ。
国内外の旅行者に大人気のクイーンズタウンから、そう遠くない場所にある湖のほとりにある小さな街です。
知名度で言えばクイーンズタウンにはかないませんが、その美しさでは決してひけをとらない場所でした。
湖岸にはほとんど人がおらず、こんな景色を独り占め。
ジェットスキーやカヤック、トレッキングなどのアウトドアアクティビティが充実した街です。
クイーンズタウンのような騒がしさはなく、今思い出してみると大人が楽しむアウトドアアクティビティの拠点といった趣でした。
まあ、当時の私たちはそれほどお金を持っていなかったので、ワナカではアウトドアアクティビティに参加していません。
当然やれることはひたすら歩くのみ。
翌朝、朝食を済ませると高台へ行き、眼下にレイク・ワナカを眺め、その空気を堪能しました。
この時も結構歩いたなぁ(笑)
この日は西海岸に出て、フォックス氷河を見てからグレイマウスの街まで北上するという、この旅で最長の距離を移動することになっていましたから、レイク・ワナカはこれでおしまい。
でも、圧倒的知名度を誇るクイーンズタウンよりも、レイク・ワナカの静かな時間は今でも忘れられません。
地味なイメージのあるデスティネーションが、行ってみるとすごく良い場所だった、という典型例ですね。
ちなみにこの後、グレイマウスに向けて出発してすぐに、右と左を間違えて進んでしまい、マウントアスパイアリング国立公園の入り口まで行ってしまった、というのはナイショです。
いやー、引き返すときの車内の雰囲気は悪かったなー(笑)
それでは今日はこの辺で。