3代目インサイトが年内発表へ! ホンダは「セダン王国」を目指すのか?(笑)
先日、ホンダが3代目となるインサイトを年内に発表することを明らかにしました。
ホンダの公式ウェブサイトでも、先行情報サイトで紹介しています。
エクステリアのスタイリングについては、好き嫌いという主観が大きくはたらくため、ここでは良いとか悪いという評価はやめておきます。
ただ、1点だけ、先行情報サイトを見る限り、どうやらギアシフトレバーがなくなるようです。
代わりに「P」や「R」「D」といったスイッチがセンターコンソールに付く模様。
現行メルセデス・ベンツのダイレクトセレクトレバーは慣れないと大変だと思っていましたが、完全にスイッチになるインサイトも慣れるまで大変そうだな、という印象です。
慣れれば問題はないのかもしれませんが、ちょっと斬新すぎるかな、と(笑)
冒頭にリンクを貼ったResponsの記事によると、ホンダは3代目インサイトの位置づけをシビックとアコードの中間としているようです。
気になって調べてみたら、なんとホンダのラインアップでは、セダンが最も充実してるではありませんか!
上位モデルから順に挙げると、、、
レジェンド
クラリティPHV
アコード
ジェイド
と、すでに5車種もあります。
ここにインサイトが加わってセダンだけで6車種。
現在のホンダの主力商品である軽自動車だって5車種です。うち1車種がS660というスペシャリティカーですから、実質的に4車種みたいなもん。
ちなみにセダンのラインアップで最も多いのがトヨタの10車種(プリウスとプリウスPHVは別車種として計算)で、レクサス、ホンダ、日産が5車種で2番手グループでした。
インサイトが加わることで、ホンダはトヨタに次ぐセダンの充実ぶりとなります。
余談ですが、日産のセダンはフーガとシーマ、スカイライン、ティアナ、シルフィの5車種。なんか新鮮味がないですねw スカイラインなんてガソリンモデルのエンジンはメルセデス・ベンツから供給を受けるという投げやりっぷり。。。
2000年代以降、ホンダは「ミニバン屋」などと揶揄されてきましたが、そのミニバンもオデッセイの大型化(機械式立体駐車場に入らなくなった)により伸びが鈍化。ステップワゴンが売れているという話もあまり聞きませんし、ミニバンはトヨタvs日産セレナという図式になっちゃったみたいですね。
N-ONEとN-BOXがなかったら、ホンダは本当に終わってしまっていたかも!?
そういった状況にもかかわらず、今の日本では苦戦が必至のセダンをこれだけ揃えるというのは、どういったところに勝算があるのかぜひお聞きしたい!
それともヤケクソなマーケティングにより「セダン王国を目指す!」みたいに迷走しているのでしょうか。。。
後者でないことを祈りますが、さて、どうなることやら。
それでは今日はこの辺で。