参道の杉並木に惚れた!戸隠神社奥社
書くのを忘れていたわけではないのですが、先月の信州旅行で真っ先に訪れたのが戸隠神社でした。
この神社の祭神は天手力男命(あめのたぢからおのみこと)。
天照大神が天の岩屋に隠れた際に、その怪力で天の岩戸を開いた神様です。
この由来がある神社のため、開運や勝負事の神様として、スポーツなどの必勝祈願で訪れる人が多いのだとか。
戸隠神社は奥社、中社、宝光社、九頭龍社、火之御子社の5社からなっており、私たちは奥社を訪れました
3連休の最終日ということもあり、奥社参道入口に近い駐車場は満車。
数百メートル離れた駐車場に駐め、参道まで歩きました。
こちらが参道の入り口。
ここから奥社までは約2kmほどです。
参道を歩き始めて間もなく、左右を流れる水路に悠然と泳ぐ魚を発見!
ヤマメかイワナでしょうか? マスではないような気もしますが、あまり詳しくないのでわかりません(汗)
キレイな水の流れを眺めながらゆっくり歩くこと15分。
参道入口と奥社のほぼ中間にある随身門に到着しました。
屋根は茅葺きですが、周囲の緑と随身門の赤のコントラストが美しいですね。
随身門を過ぎると、この参道最大の見どころとも言える杉並木が続きます。
樹齢は400年。こういった光景が約500メートル続きます。
ちょっと人は多かったのが残念ですが、惚れ惚れするほど見事な杉並木でした。
杉並木の木々の間からは、戸隠山のギザギザした山も見えました。
鎌倉時代までは戸隠三千坊などとも呼ばれ、比叡山、高野山に匹敵する霊場といわれ、修行道場として栄えたそうです。
こういう峻険な山々を見ると、そんな場所だったというのもうなずけます。
杉並木が終わると上り坂となり、その途中から石段になっていくのですが、実は石段のあたりでシニアの女性がぐったりして横になっており、夫と思われるシニア男性がすぐそばで見守っていました。
東中野駅前で元アイドルがひき逃げをした映像で、何事もなかったかのように歩いて去っていく人たちの姿が話題になりましたが、このときはシニア夫婦を見過ごす人たちはあまりおらず、「大丈夫ですか?」「救急車は呼びましたか?」などと声をかけていました。
あまりに多くの人に声をかけられて、いちいち「大丈夫ですよ」と応じている旦那さんの方が気の毒でした。
この日は(というかこの3連休は)気温が高く、石段の途中で体調が急変してしまったのかもしれませんね。
下りるときには誰もいませんでしたから、おそらく無事だったのだと思います。
そんなハプニングもあり、そもそも人が多くて石段での写真はゼロ。
妻も運動不足がたたり、案の定初っ端からスローダウン。
夏に訪れた伊香保温泉の石段街のように「ねえ、どこで引き返す?」とは言ってきませんでしたけど(笑)
今回も青息吐息でしたが、頑張って奥社までたどり着きました。
奥社へのお参りをする際にも行列ができており、辟易しちゃって奥社周りでも写真は撮っていません。
おそるべし3連休&長野有数の観光地!
それでは今日はこの辺で。