東武トップツアーズはSITに強い!?
昨日は湘南国際マラソンに参加したという話を書きました。
その中で、池袋から会場への直行バスを利用した、と触れています。
この類のバスは、池袋だけでなく新宿や渋谷など、首都圏の大きな駅から運行されたわけですが、このバスの手配と募集を手がけているのが、東武トップツアーズという旅行会社です。
2014年に東武トラベルとトップツアーが合併してできた旅行会社ですが、トップツアーという社名を聞いたことがない方もいるかもしれませんよね。
この旅行会社は、東急電鉄グループの旅行会社である東急観光が2006年に社名変更してできた会社なんです。
トップツアーというのは、東急観光時代のパッケージツアーのブランド名でしたが、それを社名にしたのですね。
そういう歴史については「ふーん」ぐらいに思ってもらえればOKです。
本題は、東武トップツアーズがSIT(Special Interest Tour)に強いと言われている(はず)ということです。
特にスポーツイベントなどに関わることについては非常に積極的で、私の肌感覚ではJTBとKNT(近畿日本ツーリスト)、そして東武トップツアーズの3社が、スポーツ関連に強い旅行会社となります。
旧東急観光時代から、広報の方がロードバイク乗りだということで、彼が中心となって自転車のツアーを造成して催行するなどしていました。広報なのにね(笑)
私が旅行業界誌の編集部にいた頃、旅行業界ではこの「SIT」という言葉が頻繁に使われていましたが、最近あまり聞かなくなったような気がします。
よくよく考えれば、旅行者の多くは「特別な目的を持って」旅行に出かけるはず。
自転車レースやマラソン大会への出場が「特別な目的」だと考えるのは、それは売り手&造り手からの視点に過ぎません。
今では東武トップツアーズは、自転車やトライアスロン、マラソン、競馬・スポーツ観戦、ワイン・お酒・嗜好品、旬の料理、写真、芸術という切り口でのツアーを「東武トップツアーズ プラス+」という名で数多く催行しています。
上の文句にある「感動」を「与える」という表現はどうかと思いますが。。。顧客に与える、ってどんだけ上からなんだ!とねw 私なら「〜より心に残る『出会い』『発見』、そして『感動』につながるツアーです」とするけどなぁ。
湘南国際マラソンのバスに関しては、申込み開始とクレジットカードで支払可能になるタイミングが異なるという超絶不便なシステムを何とかしてもらいたいという強い要望はありますが、こういうキャラ立ちした旅行会社には頑張ってもらいたいですね。
それでは今日はこの辺で。