こういう記事が増えてほしい!「自動ブレーキ」の呼称廃止を求む!
クルマ関係のニュースをフラフラしていたら、こんな記事を見つけました。
私はこのブログで「自動ブレーキ」という呼称に対し、ユーザーの誤解を招くということを主張してきました。
こういう視点で書かれた記事が、大きなメディアに載るというのは非常に喜ばしいことだと思います。
上記の記事にもあるように、英語では「Autonomous Emergency Braking」ですから、「自動ブレーキ」だと「Emergency(緊急)」のニュアンスが抜けています。
しかも、日本語の「自動」という印象は非常に強いですから、ドライバーが何もしなくても、クルマがブレーキをかけてくれると解釈する人がいても不思議ではないのです。
そんな誤解が拡大し、嘘か本当か知りませんが、自分の子供に「今のクルマは自動ブレーキが付いているから飛び出しても大丈夫」って教えている残念な親もいると聞いたことがあります。
今では「被害軽減ブレーキ」とか「衝突被害軽減ブレーキ」という呼び名に改められているようですが、私見では「運転支援システム」程度にとどめておいた方がよいと考えます。
いずれにしても、メーカーはもちろんメディアも含め、「自動ブレーキ」という呼称は今すぐにでも廃止してほしい!
それでは今日はこの辺で。