日本では認知されていないけど、12月26日はボクシングデー!
いきなりですが、12月26日はボクシングデーです。
「ボクシングデー」と聞いてピンとくる人はどれくらいいるでしょうか?
知っている方の多くは、英連邦の国で生活したことがある方だと推察します。そうじゃなければ雑学王とか。
私が2年ちょっと過ごしたニュージーランドも国旗にユニオンジャックが入っているくらいですから、英連邦の1つです。
12月26日は2回経験していますが、1回目はセールが始まる日という認識しかありませんでした(笑)
クリスマス一色となる(真夏ですがwww)12月24・25日は、みんな家で家族と過ごしているので、街中は基本的にひっそりしていますが、26日になるとお店が一斉に開いて「Boxing day Sale!!」なんて文字をあちこちで目にするようになるんです。
日本人には馴染みがないので、正直言ってどう乗っかってよいものかわかりませんでした。
しかも1回目のときは南島を旅行中。旅行者で賑わうクイーンズタウンにいたので、実はクリスマスの静けさを体験していませんし(上で「ひっそり」って書いたばっかりなのにwww)、「Sale」の文字が踊る12月26日にはパラグライダーで空を飛んでました(笑)
ボクシングデーについて由来などを知ったのは、現地で日本人向けフリーペーパーの編集部で働いていたときのこと。
旅行ガイドブックとは一線を画するニュージーランドの「生活ガイドブック」の編集に携わり、年中行事のページを担当したときです。
その際に私がニュージーランド人から聞いたボクシングデーの由来はいくつかありました。
まず1つ目は、「貧しい人のために集めた寄付金が入った箱(Box)を開ける日」というもの。
もう1つが、「クリスマスにも仕事をしなければならないバトラー(執事)や郵便配達員といった仕事をする人が26日に休暇を取り、感謝の意を表すために箱(Box)入りのプレゼントを贈った」というものでした。
さっきあらためて検索してみましたが、この2つがボクシングデーの由来を説明する有力な説として紹介されているようですね。
いやー、懐かしいなぁ。
ちなみにそのガイドブックですが、ボクシングデーのセクションは「殴り合う日ではない。」という一文で始まっています。どうせ削られると思って書いたら、まさか編集長もOKして、そのまま印刷されて出版されるという驚きの結末でした(笑)
若気の至りの最たるものです。。。
ノスタルジーに浸ってる場合じゃないくらい原稿が滞っている(泣)ので、それでは今日はこの辺で。