2018年の訪日外国人旅行者数は3000万人超え。日本人出国者数も1800万人オーバー
日本政府観光局(JNTO)が本日発表した速報によると、2018年に日本を訪れた外国人旅行者は、前年比8.7%増の3119万1900人だったそうです。ということは、過去最高ですね。
また、日本人出国者数も6.0%増の1895万4000人で、こちらも過去最高を記録したそうです。
どちらも当面の目標はクリアした、といったところでしょうね。
訪日外国人については、巨額のプロモーションを持って海外で宣伝しているのですから、結果が出なければおかしいレベルになっています。
一方で、日本人の出国者数がここまで伸びてきたのは、どういった背景があるのでしょうかね?
一部の報道によると、田端浩観光庁長官が「航空座席数の増加と近隣諸国との政治的な安定」を出国者数増加の要因に挙げているようです。
ホントかなぁ?
旅行業界周辺でチョロチョロと取材してきた身からすると、あまりそういう雰囲気を感じなかったように思うのですが。。。
航空座席数の増加は、どちらかというと訪日外国人のためという意味合いが強いんですよね。
近隣諸国と政治的に安定していた、というのも、このレベルの安定ならこれまでもあったような気もします。
2019年は、訪日外国人が3500万人を超えるとか、日本人出国者数もゴールデンウィークに10連休があるから1900万人を超えるといった予測も出ています。
しかし、年が明けたとたんに、エアアジアXが成田から撤退するといったキナ臭い事件も発生しました。
訪日旅行および海外旅行に携わる事業者のみなさん(おそらく私もその端っこにいる)は、決して油断してはならないということは忘れずに、今年も真面目にやっていきましょうね(笑)
それでは今日はこの辺で。