日本酒の蔵元もいろんな工夫をしてるのね
年末にこんなお酒を見つけたので、思わず買ってしまいました。
正確に言うと、その時は財布に1000円くらいしか入っておらず(学生の財布かよwww)、一旦妻に立て替えてもらったのですが、後から「クリスマスプレゼントで」とありがたい申し出がありました。
大人気の「獺祭」ですが、等外米を使用して作られたお酒。言ってみればアウトレット品とかB級品みたいなものでしょうか。
大吟醸の醸造には使えない5%ほど出てしまう等外米を使って醸造したもので、「無駄が出ないように。米の生産農家を支援するつもりで」という理念があるそうです。
今、酒蔵はいろんな工夫をしているのですね。
今日、岩手県・一関の世嬉の一酒造がつくる「世嬉の一」(せきのいち)を飲みきったのですが、この蔵元もいろんなことをして人を集める努力をしています。
その代表的な取り組みが、「蔵元レストラン せきのいち」の運営。
こういうのって、絶対おいしいやつじゃないですか!
一関に行ったら訪れてみたい場所のひとつになりました。
ちなみに私が飲んだ世嬉の一は、近所のイオンで1500円くらいで買ったもの。美味しかったので蔵元のウェブサイトを見てみたら、レストランやカフェもあるということがわかった次第。
まんまとはまりましたね(笑)
そして、年末に帰省した際に父と飲んだのが、福島県・喜多方にある酒蔵「会津ほまれ」の「ならぬことはならぬものです 純米吟醸原酒」。どうやら私の帰省に合わせて父が買ってきてくれたそうです。
まず驚くのがこのインパクトのあるネーミング。
かつて、会津・松平家に仕えた武士が、子どもの頃に受けた教育の根幹をなす「什の掟」(じゅうのおきて)の「ならぬことはならぬものです」からとったのですね。
箱とラベルもなかなかカッコいい。(写真を撮らず酔っ払っていたので会津ほまれさんから拝借しました。悪しからず)
画像:会津ほまれ公式ウェブサイト(https://www.aizuhomare.jp/shop/products/detail.php?product_id=91)
味もすばらしく、会津らしいキリッと辛口で米の香りも豊かなお酒でした。瓶には会津の伝統的な民芸品「起き上がり小法師」もオマケとして付いています(笑)
で、この会津ほまれという蔵元が、化粧水をつくって発売。結構売れたようです。
画像:会津ほまれ公式ウェブサイト(https://www.aizuhomare.jp/shop/keshosui.html)
昨年、妻も購入して使っていました。
彼女いわく「商品はよかったよー。でも、ちょっとラベンダーの香りが強いかなー」とのこと。無香料を好む人なので、そのあたりは意見が分かれるところでしょう。
あとは、購入後にDMが頻繁に届くらしく、天邪鬼な性格なのでそれ以来購入は控えているとのこと(笑)
全国の酒蔵ではいろんな手を使ってプレゼンスを高めようと必死になっています。お酒ですから、それだけで人集めをしようとすると天井が見えてしまいますが、土地の名産品として全国区を目指すうえでは、こういう頑張りが功を奏する地域が増えてくれればいいなー、と思っています。成功すれば、次の旅行先の候補にする人も出てくるでしょうからね。
酔っ払って寝ちゃったので日付が変わっていますが、悪しからず。
それでは今日はこの辺で。