タビグルマ雑記帳

仕事で触れることが多い「旅」と「クルマ」を中心に、いつも感じていることを書き綴っています。

外国人旅行者が言う「日本の街は汚い」の真相

少し外をぶらっと歩きながら空を見上げたら、まるで真夏のような積乱雲がありました。気温はさほど高くありませんでしたが、あと1カ月半もすると夏なんだなー、と苦手な季節の到来に恐れおののくのびーです(笑)

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さてさて、この写真を撮りながら感じたのが、電線と電柱が邪魔ということ。どこからどう撮っても電線を避けることができません。恐るべし住宅街!

 

日本を訪れる外国人旅行者の多くが「日本の街は清潔だ」と言ってくれるようですが、中には「日本の街は汚い」って言う人もいるそうです。ドイツ人とかアメリカ人だったでしょうか。どこで聞いたか忘れちゃいました。。。

 

で、その理由が、私が感じたのと同様に、日本の街は電線と電柱がゴチャゴチャして、景色を台無しにいしている、ということなんですって。ふーん。

 

京都市なんかは歴史的景観を守ろうと、無電柱化計画を策定し、少しずつ地下埋設を進めていますよね。京都市の計画はちょくちょくニュースになるので有名ですが、他の自治体でもこれを課題として認識しているところもあるのでしょうね。

 

そういえば、ニュージーランドで語学学校に通っている時、クラスメイトのドイツ人が「オークランドの空は汚い。Air pollutionだ」って言ってましたっけ。

 

でも、オークランドの空って、こんなに青いんですよ?

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当時は「ドイツのどんなド田舎から来たんだよw」ってみんなで笑ってましたが、よく考えると、この空の青さはオゾンホールに起因するもの、って聞いたことがあります。もし、あのドイツ人クラスメイトがそれを指して「Air pollution」と言っていたのだとしたら、笑った我々の方が無知だったということ。

 

今となってはそんな深い意味での彼女の発言だったのか、本当にただのド田舎育ちだったのか、確かめる術はありません。

 

話を戻しましょう。

 

電線の地下埋設って、莫大な資金と時間が必要だと思います。外国人旅行者に見せる景観のためという理由では、巨額の税金を投入するには説得力に欠けるでしょう。だから、この課題は5年や10年で解決するもんでもないんだろうなぁ。

 

少しずつ進めていって、住んでる私たちにとっても気持ち良い景観になれば、とは思いますが。

 

それでは今日はこの辺で。