JAL、だんだんボロが目立ち始めてませんかね
ちょっとバタバタしていて日付が変わっちゃいました。
さて、何年か前に公的資金を投入して経営危機を脱したはずのJALですが、またボロが出始めてきましたね。
副操縦士が公務執行妨害で逮捕されたというニュースがありました。このパイロットは、過去にもサンフランシスコで飲酒トラブルを起こして運航に支障が出るなど、なかなかのツワモノのようですね。
何度トラブルがあっても、ナショナルフラッグキャリアという立場にあぐらをかいていると揶揄されてきましたが、さすがに2006年にグループ会社の役員らが当時の新町俊行CEOに反旗を翻した「内紛」を記憶している方も多いのではないでしょうか。経営的にかなり厳しい時だったにもかかわらず、御家騒動で1カ月近くを費やすという体たらくに、世間の反応は呆れてものが言えない、といった感じでした。
で、今回のように過去にやらかしているパイロットが、社内的にお咎めなし(厳密に言えばあったのかもしれませんが)で空を飛んでいたわけですからね。自浄作用がないと非難されても仕方ないと思います。
かつて取材で訪れたドイツで出会ったアメリカ人旅行ジャーナリストは、今まで乗った航空会社でJALがナンバーワンだ、と言っていたのを思うと、なんだか申し訳ない思いです。
JALさん、しっかりしてくれよー。
それでは今日はこの辺で。