フェラーリが京都に終結!イベントを誘致したのは京都市
去る11月10日〜14日、フェラーリが世界中から京都に集結するイベントが開催されました。
そのイベントがフェラーリ・カバルカーデ・インターナショナル2016。
第一回となる2015年はカリフォルニアで開催された同イベントですが、今年がフェラーリの日本進出50周年、日本とイタリアの国交150周年にあたるということもあり、記念事業としての位置づけもあったそうです。
参加した70台以上のフェラーリは、平安神宮をスタート地点とし、兵庫、滋賀、大阪、奈良をドライブ。観光名所などにも寄り、日本で楽しい体験をして帰っていったようですね。
旅とクルマをテーマとする当ブログですが、どんなフェラーリが日本にきたのか、とか、そういった視点は今回は置いといて。。。
取り上げたいのは、京都文化交流コンベンションビューローの動きです。同イベントを積極的に誘致したのが、京都市の協力を得た、この京都文化交流コンベンションビューローでした。
ただでさえ日本最大の観光地として、国内外から人が集まってくる京都市であるにもかかわらず、絶えず面白いイベントで人を呼ぼうと工夫しているのでしょうね。
旅行業界的には、会議や展示会などのマーケットを、Meeting、Incentive、Convention/Congress、Event/Exvisionの頭文字をとってMICE(マイス)と呼んでいます。(ネズミの複数形ではありません、念のため)
フェラーリ・カルヴァカーデなんて、Eventの好例です。参加者、関係者、観客を呼べますし、しかも日伊国交150周年も絡めて記念事業に仕立て上げちゃえば、さらに大掛かりなイベントになります。
京都文化交流コンベンションビューロー、かなりの猛者が集まっているとみた!
京都は観光資源が豊富だから人が来続けるのだと言う向きもあるでしょうが、私は京都の観光に従事する人たちの絶え間ない努力があるからだ、というソフト面も忘れてはならないと考えます。
京都のやり方が全ての地域で通用するとは思いませんが、少なくともこういった姿勢が大切なんだと感じた次第。
私の大好きなプロ野球の世界でもよく言われる才能があるうえに誰よりも努力する選手が成功する、みたいなのと似てますね(笑)
それでは今日はこの辺で。