812supaerfast発表で考えたスーパーカーの楽しみ方www
昨日、フェラーリ812superfastがジャパンプレミアとなりました。
画像:フェラーリ・ジャパン公式ウェブサイト(http://812superfast.ferrari.com/ja/start)
最高出力は800CVで、レブリミットは8900rpm。
絵に描いたようなスーパーカーです。
気になったのは、いったいスーパーカーの定義ってあるのかな、ということ。
広辞苑にも載ってるらしいですが、私の解釈では出力・トルクともに圧倒的なエンジンを搭載し、最高品質の内装を備えた少数生産(手作りなら尚可)の超高額スポーツカーといったところです。
当たらずとも遠からずじゃないでしょうか。
リアルタイムでこのブームを経験していないので、その熱気は推測することしかできませんが、ネットで何でもわかっちゃう今よりも、スーパーカーが展示されるモーターショーでの熱気はすさまじかったんだろうなぁ。
さて、1970年代のスーパーカーブームにおける代名詞的存在といえば、ランボルギーニ・カウンタックとフェラーリ512BBでしょうか。あとはロータス・ヨーロッパとかポルシェ911ターボとかかな。
1978年頃にはブームは終焉したようですが、スーパーカーがなくなったわけではありません。
フェラーリは1980年代以降もテスタロッサやF40、512TRといった名車を生み出し、これらは今でも「ネオクラシック」などと呼ばれて非常に人気がある車種です。
バブル崩壊後、つまり1990年代には影をひそめた(みんなそれどころじゃなかった)スーパーカーですが、2000年代に入ると国産メーカーも徐々にスーパーカーを作るようになりました。
2000年代の代表格は、レクサスLFAと日産GT-Rを挙げておきたいと思います。
画像:レクサス公式ウェブサイト(http://lexus.jp/models/lfa/)
画像:日産公式ウェブサイト(http://www2.nissan.co.jp/GT-R/exterior.html)
GT-Rは年次改良を重ねて年々ブラッシュアップされています。
LFAは残念ながら現在はありませんが、「F」の精神はRC FやGS Fに受け継がれている(と思います)ので、よしとしましょう。
ちなみにスーパーカーの中でも特に小学生がふざけて決めたようなスペックのクルマをハイパーカーなんて呼ぶことがあるようですが、スーパーカーに輪をかけて定義が曖昧なので、全然浸透していません(笑)
ま、ハイパーカーの名にふさわしいクルマといえば、これしか知りませんが。
ブガッティ・シロン!
画像:ブガッティ公式ウェブサイト(http://www.bugatti.com/chiron/)
W型16気筒8リッターエンジンは、ターボチャージャーを4つ(!)搭載しています。
当然スペック の数値もすごいことに。シロンは最高出力1500HP、最大トルク1600Nmというバケモンです。それにしてもこれだけトルクが強大だと、タイヤはその何%を路面に伝えられるのでしょうね。。。
はっ!
ひょっとして、こうやって出力やトルクの数字を見て「すげ〜」とか「ありえね〜」とか、価格を見て「俺ん家より高い〜」なんて言いながら楽しむのが、我々庶民の正統なスーパーカーの楽しみ方なんじゃなかろうか(笑)
1970年代のスーパーカーブームの子供たちもこんな感覚だったのでは?
じゃあ、私のびーもまだまだ子供ということでOKです!
それでは今日はこの辺で。