紙ストローのアピールがすごかったタイ・バンコク
これといったネタがないので、今年の7月に取材で訪れたタイでの話を簡単に書いてみましょう。
プラスチックによる汚染を食い止めようと、20年近く前から日本でもスーパーマーケットなどでレジ袋を有料化し、エコバッグの持参を奨励し始め、今ではすっかり定着した感があります。
エコバッグ推奨により得をしたのは小売側と言われており、環境的な効果がどこまであったのかは意外とわかっていないようです。
その賛否についてはここではあえて触れないでおきます。
そして今、槍玉に上がっているのがプラスチック製ストローです。
プラスチックが海洋汚染の深刻な原因になっているということで、できることからやりましょうとなったムーブメントなのかもしれません。
7月に訪れたバンコクで宿泊したThe Sukhothai バンコクのレストランでは、ノンアルコールカクテルに使われていたストローは紙製でした。(ストローが見づらくてスミマセン 汗)
このときの夕食は、The Sukhothai バンコクのセールスマネージャーさんたちも同席のうえでのビジネスディナー的な側面が強かったのですが、そのときに「The Sukhothai バンコクではいち早くプラスチック製ストローを廃止し、紙製ストローに切り替えて環境に配慮したホテル運営を行っています!」という猛アピールがありました。
その翌日に視察させてもらったマリオットのルーフトップバーでも、ウェルカムドリンクには紙ストローが付いて出てきました。
このときも案内してくれたセールスマネージャーさんが「環境に配慮して〜」ということを話していました。
こういった動きが出てきていることは、非常に良いことだと思います。
しかし、ストローに関してはちょっとだけ疑問が。
プラスチック製のストローは、海に流出しているプラスチック製品の何%を占めているのか、という点です。
マク◯ナ◯ドやス◯ーバッ◯スなどでもプラスチック製ストローを廃止すると発表されていますが、ストローだけじゃなくカップやキャップもプラ製では?
もっと海に流出している比率の多い製品もあるはずですし、そういったものをしっかりリサーチしたうえで、より効果のある運動になっていけばいいなと思います。
それでは今日はこの辺で。