タビグルマ雑記帳

仕事で触れることが多い「旅」と「クルマ」を中心に、いつも感じていることを書き綴っています。

ラップトップPCが機内に持ち込めなくなったら…

今年3月に、中東・北アフリカエリア発の米国に向かう飛行機で、ラップトップPCをはじめとする電子機器の機内持ち込みを禁止する措置を発表し、大きな話題になっていました。

 

さらにこの措置を欧州エリア発の旅客機にも適用する、なんて話も出てきました。

 

そしてついに、こんなニュースまで。

jp.reuters.com

 

記事にもありますが、実際にはリチウムイオン電池の危険性についての懸念の方が大きいような気もしますが、今や機内でもWi-Fi環境があることを考えると、遠隔操作で良からぬことができるのではないか、という推論が成り立つのも当然かと。

 

今では液体の機内持ち込みが制限されていますが、液体の薬品を機内で混ぜて爆発させようとしたテロが未然に発覚したのがきっかけでした。

 

ですから、機内持ち込みの制限ってイタチごっこですよね、結局のところ。

 

もし、日本発の北米行きの飛行機でもPCの機内持ち込みが制限されちゃうと、10時間以上の空の旅はかなり苦しくなります。ましてやビジネスマンであれば、移動中は集中して仕事ができる貴重な時間。

 

大学で教鞭をとる私の高校時代の同級生は、学会やら何やらで米国に行くことがかなり多いらしく、このニュースに接しては「困る、ヒジョーに困る!」と嘆いていました。

 

テロリストに対しては、その破壊工作への情熱を人類の進歩のために向けられないのかと小一時間ほど問い詰めたい!

 

実際に優秀な人たちも多いのでしょうから、情熱のベクトルが違う方向を向くだけで、人類にとってプラスになるはずなんだけどなぁ。

 

最終的には誰も得しないのにね。

 

それでは今日はこの辺で。

ル・マン公式テストでトヨタが1・2・3!今はまだ控えめに喜んでおこう…

この週末、ル・マンの公式テストが行われましたね。

 

昨年の借りを返すべく、気合い入りまくりのトヨタが1・2・3位を独占!

toyotagazooracing.com

 

ドライバーのコメントからも闘志と自信が感じられます。これなら決勝も、、、

 

いやいや、待て待て。

 

まだ公式テストが終わっただけ。

 

大きな喜びは6月18日の夜にとっておきましょう。

 

なので、この週末の結果については、、、

 

やったねトヨタ、決勝も頼んだぜ!

 

くらいの文字サイズで控えめにしておきましょう(笑)

 

それでは今日はこの辺で。

「どのボディタイプを選ぶ?」調査結果、1位は案の定…

マイナビニュースが「自動車の購入、どのボディタイプを選ぶ?」という調査を行い、その結果報告の記事が出ていました。

 

news.mynavi.jp

 

1位に輝いたのは、案の定「軽自動車」でした。(ツマンネ)

 

2位が「コンパクトカー」、3位が「ミニバン」と、ここまでは想像どおり。

 

意外だったのは4位の「セダン」。しかし、私の推測ではここでいうセダンにはプリウスが含まれているのだと思います。セダンを選んだ理由には「ノーマルなクルマに乗りたい」というものもあったようですが、空気抵抗を抑えるためのプリウスのデザインが「ノーマル」と認識されている証左とも言えそうです。だとすれば納得の4位です。

 

正確に確認したわけではありませんが、私の肌感覚ではこの調査で上位にランクしたクルマは、売れ筋車種ランキングの上位とも一致している思います。母数こそ少ないものの、実態をそれなりに反映した調査結果と言えそうです。

 

ちなみに私の好きな「ステーションワゴン」は6位と微妙な位置、絶滅危惧種となりつつある「スポーツカー」に至っては、有効回答数447のうち13人しか挙げておらず、8位に沈んでしまっています。

 

軽自動車やコンパクトカーを選んだ理由は、主に経済性小回りといったところ。バブル期のように「スポーツカーに乗っているとモテる!」という理由なんて、あるわけないですよね。

 

それに、お金の使い方が一昔前よりもはるかにシビアになっている昨今、「このクルマ、カッコイイ!」と、デザイン重視の一目惚れで買うような人もなかなかいないでしょう。

 

と、一目惚れしでレヴォーグを買っちゃった(でも決めるまでに1年半ほど悩みました)私があれこれ書いてみました(笑)

 

それでは今日はこの辺で。

大変!全国的に忍者が足りない!www

いやー、笑っちゃいけないのでしょうけどね、このニュースを見たら大笑いしちゃいましたよ。

www.j-cast.com

 

乱暴に短くまとめると「全国的に忍者ショーの忍者役が不足している」となりますが、とにかくツッコミどころ満載の記事です。(でもしっかり取材して書いているのは好感が持てるし、同じ物書きとして拍手を送りたいwww)

 

ツッコミどころ その1

佐賀県嬉野市のテーマパーク「肥前夢街道」の忍者不足はさらに深刻だ。8人いた忍者が3人に減ってしまい、照明や音響も自分たちでやるしかない。

 もはや学芸会。。。しかもこの次の文章で忍者が薄給であるのも忍者不足の要因なのだとか。かなり可哀想。っつーかブラック?

 

ツッコミどころ その2

「忍者協議会」や「忍者養成教室」の存在。

 

前者は業界団体なのでしょうか。忍者業界というのがあれば、ですが。。。

 

後者の例として記事で挙がっているのは、西東京市にあるスクールだそうです。まさかそんな身近なところに忍者養成所があったとは!

 

ツッコミどころ その3

忍者養成教室「アストアクションスクール」長谷川晃誉代表は「プロの忍者になるためには1~2年の勉強が必要」と言う。 

いくら忍者ショーのための修行とはいえ、2年くらいでモノになっちゃうとは。。。体育大学や体育学部、体操競技部あたりをターゲットにして人材確保を図ってみてはいかがでしょうか?

 

実はインバウンドが影響 

そもそもこの忍者不足は、外国人旅行者の増加で全国各地のテーマパークなどで忍者ショーが活況を呈していることが背景にあるそうです。記事によると、登別のテーマパークでは、1回の講演は約20分で、これを1日に6回こなすとのこと。しかも年がら年中休みなし。

 

お客さん(=外国人)はSNSなどの口コミを通じて絶えず訪れるのでしょうから、休演するわけにもいきません。

 

一昔前であれば、黒装束に頭巾をかぶって印を結ぶ程度で大喜びだった外国人旅行者ですが、リピーターの増加や動画サイトの普及により、彼らの忍者を見る目も肥えてしまったのでしょう。子供だましが通用しないシビアな世界になってしまった、と。

 

最初は大笑いしていたこのニュースですが、じっくり考えると急激に拡大するインバウンド市場に供給側が追い付いていない1つの例なのかもしれない、という考えに至りました。

 

忍者の待遇が改善され、忍者も外国人旅行者も大喜びの忍者業界になってほしいと切に願います。

 

って、やっぱり忍者の待遇とか忍者業界って不思議な言葉だ(笑)

 

それでは今日はこの辺で。

今さらですが、モナコGPでワンツーのフェラーリおめでとう(笑)

今さらですが、先週末に行われたF1のモナコGPフェラーリがワンツーフィニッシュだったのですね。

formula1.ferrari.com

 

今日、打ち合わせの際に出た雑談で知った次第。

 

フェラーリモナコ優勝は2001年のシューマッハ以来なんですね。もう少し勝ってると思った。

 

オーバーテイクゾーンがほぼゼロのモナコでは、ポールポジションを獲って、スタートさえミスらなければ優勝にかなり近づくと言われていますから、ポールポジションを獲得しながら2位になったライコネンは、さぞかし悔しかったことでしょう。

 

2〜3年前までは、「モナコぐらいは見るか〜」という気持ちもあったのですが、今年はなんとグランプリの存在すら失念しておりました。

 

複雑怪奇なレギュレーション変更が繰り返されてついていけなくなった、私のような軽めのファンの悲しい末路といえるでしょうね。こういう人、少なくないんじゃないでしょうか。。。

 

いま進めている案件では、クライアントさんの担当者が去年ぐらいからF1に興味を持ち出したそうで、先月お会いした時もF1の話になって「何でのびーさんは見てないんですか!」ってちょっぴり怒られる始末(笑)

 

見なくなった決定的な理由は以下の3つ。

 

まず予選のQ1とかQ2、Q3ってのがわからない(笑)

残り5分くらいで有力チームの有力ドライバーが一斉にピットを出て、競い合うようにタイムアタックをかけるかつての予選方式に戻ればよいのですが。。。

 

8位までポイントをもらえることに、未だに慣れない(笑)

何年前に変更されたルールだって怒られそうですが、今でも入賞は6位まででよいと思っています。優勝=10ポイント、2位=6ポイントと、優勝と2位では4ポイントも差があったからこそ、優勝の意味が大きかったはずなんだけどなぁ。

 

F1のシートは金で買う!?(笑)

何年前でしたか、持参スポンサー料が足りないだとかイチャモンをつけられてF1のシートを失いそうだった小林可夢偉選手に、「可夢偉にF1のシートを!」って募金運動が盛り上がりましたよね。私はあれを見て、かえって冷めちゃいました。政治的な動きは多々ありましたが、最終的には優れたドライバーと契約するのがF1だったはずなのに。。。

 

とはいえ、あんなに熱くF1を語る担当者さんを見ていると、もう少し興味を持とうかな、とは思います。もともと嫌いじゃないだけにね。(あわよくば鈴鹿に招待してもらっちゃうとか、そんな役得ないかなぁ〜♫)

 

というわけで、今後のタビグルマ雑記帳では、「ポジティブなF1ネタ」という新たなジャンルが生まれるかもしれません(笑)

 

それでは今日はこの辺で。

外国人旅行者が言う「日本の街は汚い」の真相

少し外をぶらっと歩きながら空を見上げたら、まるで真夏のような積乱雲がありました。気温はさほど高くありませんでしたが、あと1カ月半もすると夏なんだなー、と苦手な季節の到来に恐れおののくのびーです(笑)

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さてさて、この写真を撮りながら感じたのが、電線と電柱が邪魔ということ。どこからどう撮っても電線を避けることができません。恐るべし住宅街!

 

日本を訪れる外国人旅行者の多くが「日本の街は清潔だ」と言ってくれるようですが、中には「日本の街は汚い」って言う人もいるそうです。ドイツ人とかアメリカ人だったでしょうか。どこで聞いたか忘れちゃいました。。。

 

で、その理由が、私が感じたのと同様に、日本の街は電線と電柱がゴチャゴチャして、景色を台無しにいしている、ということなんですって。ふーん。

 

京都市なんかは歴史的景観を守ろうと、無電柱化計画を策定し、少しずつ地下埋設を進めていますよね。京都市の計画はちょくちょくニュースになるので有名ですが、他の自治体でもこれを課題として認識しているところもあるのでしょうね。

 

そういえば、ニュージーランドで語学学校に通っている時、クラスメイトのドイツ人が「オークランドの空は汚い。Air pollutionだ」って言ってましたっけ。

 

でも、オークランドの空って、こんなに青いんですよ?

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当時は「ドイツのどんなド田舎から来たんだよw」ってみんなで笑ってましたが、よく考えると、この空の青さはオゾンホールに起因するもの、って聞いたことがあります。もし、あのドイツ人クラスメイトがそれを指して「Air pollution」と言っていたのだとしたら、笑った我々の方が無知だったということ。

 

今となってはそんな深い意味での彼女の発言だったのか、本当にただのド田舎育ちだったのか、確かめる術はありません。

 

話を戻しましょう。

 

電線の地下埋設って、莫大な資金と時間が必要だと思います。外国人旅行者に見せる景観のためという理由では、巨額の税金を投入するには説得力に欠けるでしょう。だから、この課題は5年や10年で解決するもんでもないんだろうなぁ。

 

少しずつ進めていって、住んでる私たちにとっても気持ち良い景観になれば、とは思いますが。

 

それでは今日はこの辺で。

新型プレミアムカーの発表会は場所選びも重要!AMG E63 S+の発表で感じたこと

前職でお世話になり、今も協業することがある先輩A氏から、「メルセデス AMG E63 S+の発表会に行ってきたよー」と連絡がありました。

response.jp

発表会の場所は、六本木のメルセデス・ベンツ コネクション。

www.mercedes-benz-connection.com

 

ちょっと前にメルセデス・ベンツがラーメンを作って販売!」というニュースをご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、コネクションはその際に注目を集めた施設です。

 

これができてからメルセデス・ベンツの新型車発表会はここで行われているわけですが、226万円のsmartも、1700万円もするAMG E63も、発表会は同じ場所。A氏もやはりそこが気になったようです。

 

プレミアムブランドの場合、新型車の発表会は都内の高級ホテルなどで行うことが多く、ブランドイメージというものをとても大切にしているのがよくわかります。

 

例えば、昨年日本で正式に発表されたベントレー ベンテイガのプレス発表会は、六本木のグランドハイアットで開催。車両の展示以外にも、ベントレーの世界観に引き込む仕掛けが随所にありました。

 

また、先週発表されたフェラーリのフラッグシップである812superfastの発表会は、赤坂プリンス クラシックハウスで開催されました。3月のGTC4Lusso Tの発表会が代官山の蔦屋だったことを考えると、ブランド内でも差をつけることはあり得るわけです。(蔦屋での発表会は、GTC4Lusso Tのターゲットを考えるとベストチョイスだったように思います)

 

誤解のないように記しておきますが、メルセデス・ベンツはプレスを招待しての海外試乗会を積極的に行うなど、かなりプレス対応が良いメーカーです。

 

でもなぁ、いくらモータージャーナリストの影響力が落ちているとはいえ、メーカーの正式なプレス発表会ですからねぇ。通常ラインナップのEクラスならコネクションで何の問題もないように思うのですが、AMGモデルの場合はもう少し別の演出もあったんじゃないかなー、と思うわけです。

 

アウディBMWはどんな会場で行っているのでしょう。

 

発表会の会場(=ブランドイメージ戦略)という視点も交えて、今後の新型車の発表を楽しみにしたいと思います。

 

それでは今日はこの辺で。