なんだかんだで根付いたLCC
読売新聞の短い記事ですが、格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションが今月で就航から丸5年となったそうです。
世界の航空情勢を見ても、もはやLCCはなくてはならない存在。昨年4月のベトナム出張で利用した香港エクスプレスも、ぱっと見た感じでは空席は見られず、ほぼ満席だったと記憶しています。
ですから、日本でもここまで拡大するのは必然だったのでしょう。
あとは、安全の部分でのコストを削る会社が出てこないことを祈るのみです。
航空機事故の要因はさまざまですが、機体の整備不良やパイロットの超過勤務といった安全よりも採算を重視したために起きた事故も少なくありません。
フルサービスのレガシーキャリアの圧力もあるでしょうが、安全性のレベルが同じなら庶民の旅行にとってLCCは強い味方です。
「やっぱりLCCだからか…」なんて言われちゃう事故が起きないよう、LCC経営者のみなさんにはマジメに取り組み続けてもらいたいと思います。
そうなって初めて、本当の意味でLCCが根付いたと言えるように思うのです。
それでは今日はこの辺で。