ICTを駆使した便利な空港へ!成田空港で見つけた飲食店空き情報サービス
ちょっと仕事が詰まっているので、昨日取材で訪れた成田空港のネタから。
成田国際空港株式会社の本社に向かう前に、到着ロビーの端にあるトイレに寄るのが常なのですが、北ウィングのウェイティングエリアへの通路(現在工事のため通路は閉鎖中)の近くにデジタルサイネージがありました。(写真を撮るのを忘れるという痛恨のミス!)
そのデジサイは、第二ターミナルにある飲食店の空き状況を教えてくれるもの。
デジサイの下にあるQRコードをスマートフォンで読み取ると、同じ情報を自分の端末で知ることができるというサービスです。
スマートフォンでの表示はこんな感じ。
飲食店は上記の他にも吉野家とかマクドナルドとかも表示されていました。
しかも、ウェイティングエリアの空き状況を知ることができます。
街なかであれば、混んでれば別の店に行けばよいだけなので、こんな情報はあまり意味がないかもしれません。
しかし、空港という利用者の多くが大荷物を持って歩く施設では、これは重宝するはずです。
例えば、第3ターミナルの国内線に乗り継ぐ人などは、待ち時間にかなり余裕があるはず。
食事をしようと飲食店まで大荷物を引きずって行ったものの、残念ながら満席なんてことになれば、また大荷物を引きずって別の飲食店を探すことに。
国際線から国内線に乗り継ぐ人なんて、長時間のフライトで疲れているでしょうから、移動する労力は街なかの比ではありません。
このサービスは、そんな無駄な動きをなくしてくれるわけです。
空港らしいこういうサービスは、どんどん導入してもらいたいものです。
1点だけ、成田空港に改善してもらいたいことが。
空港の無料Wi-Fiの速度が遅い!
上の写真をご覧いただくとわかるように、Wi-Fiでは一向に空き情報のページにつながらなかったので、4Gで接続してアクセスしました。
そういえば、成田空港の第二ターミナルでは、2年前に次世代超高速公衆無線LAN「WiGig」の実証実験を行ってましたっけ。
2GBのコンテンツをダウンロードするのに、10秒かからないという恐ろしいスピードに驚愕したのを覚えています。
あの技術が実用化されたら、今のようにネット接続でイライラすることもなくなるでしょうね。
早くそんな日が来ることを願っています。
それでは今日はこの辺で。