こぼれ話シリーズ:バンコクで体験した「デリ托」www
今日は7月上旬に取材に行ったタイの記事化について打ち合わせでした。
記事に盛り込まないものもある程度はっきりしてきましたので、不定期掲載の「こぼれ話」シリーズとして、バンコクで体験した「デリ托」の話を書いてみようと思います。
うかつにも「バンコク」と「デリ」の文字に反応してしまい、このブログを訪れた男性諸氏へ。
みなさんが期待する内容ではないので悪しからずご了承ください(笑)
「托」の文字からなんとなく想像がついた方、非常にスルドイ。
そう、今日の話題は托鉢です。
プログラムの中に「托鉢を体験」というものがありました。
早朝5時30分にホテルロビーに集合して出発。
まずは托鉢僧にお供えするものを買いに、市場へと向かいました。
僧侶にお供えする食べ物は、このような感じで売られています。
ガイドさんからは「自分が食べたいと思うものを買ってくださいね」と言われたのですが、その理由は自分が食べたいと思ったものお供えすると、来世でも好きなものを食べられる人生になる、という輪廻転生の考え方に基づいているとのこと。
その割には「ご飯とおかずを3種類買ってください」と数に指定があったのはなぜなのでしょうか?(笑)
食べ物に加えて、こういったキレイなお花も一緒にお供えです。
そして、僧侶が托鉢に来るのを待つのだとばかり思っていたら、なんと「6時30分にマクドナルド前に来てくれますので、もう少しお待ちください」とガイドさん。
事前に時間を指定のうえ予約していたデリバリー托鉢=デリ托だったわけです(笑)
これにはドナルドも思わず合掌。
僧侶が来るまでドナルドでちょっと遊びましょう。
ポスター調ドナルド。
階調を反転したらホラーっぽくなってしまったドナルド。
2階調化したらもっとホラーになったドナルド。
強風の中で立つドナルド。
大変失礼しました。
托鉢僧が到着し、ガイドさんに言われたとおりの作法でお供え物は無事に渡せました。
その後、ありがたいお経(?)のようなムニャムニャを唱えてもらい、何かの葉っぱで頭をバシバシされてデリ托は終了。
ちなみに托鉢僧が目の前に来てお供えしているときの写真は、誌面で使う可能性があるのでここでは掲載いたしません。
私を含む一行は総勢11人。僧侶は2人でしたから、とてもじゃないけどお供えの食べ物やお花は持ちきれないほどの量に。
そしたらちゃんと付き人みたいな人がいて、バイクで持って帰るのね(笑)
若干のナマグサさを感じた托鉢体験でしたが、これで私は来世でも好きな食べ物を食べられる人生になること間違いなしです!
人間に生まれ変わることができれば、の話ですが。。。
それでは今日はこの辺で。
いろんな要因があるよね、スバルの減収減益
スバルが第1四半期の連結決算を発表しました。
減収減益ですって。
主な要因は、上の記事にあるとおりインプレッサやXVの新型車効果が薄れてきたことと、フォレスターのフルモデルチェンジに伴う販売減、といったところ。
しかし、メディアによっては「完成車検査問題の影響」とか「燃費偽装問題の影響」なども要因として挙げているようです。
なんでもかんでも不祥事に結びつけたい勢力はいるからなぁ。
私見ですが、これらの問題はスバルの既存ユーザーにとってはあまり大きな問題と捉えられておらず、スバルからスバルに乗り換えようとする人の購買意欲を阻害する要因にはなっていないように感じます。
だって、「スバルのブランド力を信用してこれまで乗り続けてきたのに!」って怒ってる人、あまり見かけないでしょ?(笑)
むしろ「スバルならやりかねないよねwww」とか「偽装するならもっと派手な数字を書こうやwww」なんて言っちゃう私みたいなユーザーも少なくないでしょうし。
ただ、新規ユーザー獲得という点では、多少の影響が出ているのではないでしょうか。
かつてはモノ好きが乗るクルマと認識されていたスバル車ですが、「アイサイトの評判がいいからスバルも検討しようかな」と考える人が増えた今では、一連の不祥事は大いにマイナスに働いたことでしょう。
第2四半期は、主力モデルの1つである新型フォレスターの発売の効果がどこまで出ているのか。
もし、その効果もほとんど出ず、販売台数も減少、決算も減収減益、となれば、不祥事の影響を疑うべきですね(笑)
いやー、フォレスターはずいぶん重いものを背負っての発売になったもんだ。
ある意味、第2四半期の決算が楽しみです。
それでは今日はこの辺で。
ザ・ペニンシュラ東京のスイートルームから見る皇居ってキレイね
さてさて、先日仕事で訪れたザ・ペニンシュラ東京。
2007年のオープンから10年以上が経ちましたが、古びた感じは一切なく、抜群の存在感を放っていました。
駆け足ではありましたが、最もスタンダードな「デラックスルーム」と「デラックススイート」の2タイプの客室を見せていただくこともできました。
こちらはデラックスルームのベッド。
一見すると普通に見えますが、ヘッドボードをはじめ客室内は木材がふんだんに使用されています。
基本的には中国・香港らしい風水を取り入れてはいますが、日本で開業するにあたって、木造建築の国・日本の良さをこういった形で表現したそうです。
天然の木材ですから、年を経るごとに味が出てくるとのこと。
木材の「味わい」と「古臭さ」は一歩間違うと紙一重ですが、ザ・ペニンシュラ東京の客室では古びた感じになっていません。メンテナンスがしっかりしているからなのでしょうかね。
ザ・ペニンシュラ東京はスイートルームが多いことでも知られています。
各階の角にあたる部分の多くが「デラックススイート」になっているんですね。
17階のデラックススイートからの眺めがこちら。
皇居が一望のもとに!
こうやって見ると、東京のど真ん中に広大な緑のスペースがあるんですね。
本当にキレイです。
よく見ると2週間前に足を運んだ日本武道館も見えます。
上の写真はスイートのリビングルームの角から撮ったもの。
ぐーんと引くと、、、
我が家のリビングの何倍だろうか。。。。
そして今回、残念ながら中を見ることができなかったのがこちら。
24階にあるザ・セブンシーズというラウンジ(?)です。
ここは本来であれば、ヘリコプターで到着した宿泊客がチェックインする際に使用することなどを目的に作られている場所だそうです。
ザ・ペニンシュラ東京にはヘリポートがありますが、残念ながら国土交通省からの認可が得られていないということで、ヘリコプターでやってくる客はいません。
プライペートジェットの多くは成田に着陸しますから、そうれを考えるとヘリで都内に来たいVIPは少なくないと思うのですが。。。
ザ・ペニンシュラの象徴の1つでもあるロールス・ロイス ファントムのリムジンによる送迎があるとはいえ、渋滞に巻き込まれれはプロボックスでもワゴンRでもアクセスにかかる時間は一緒(笑)ですもんね。
お金で時間を買う人たちが、香港やバンコクのザ・ペニンシュラでは当然のように行っている光景が、東京で見られないというのは残念です。
とはいえ、上の写真でもわかるとおり皇居が至近距離にあって霞が関も目と鼻の先ですから、商業フライトでのヘリコプターの認可を取るのは難しいのでしょうね。(都心はどこも認可を取るのが難しいらしい)
それでも認可が下りた場合に備え、ザ・セブンシーズを設置しているあたりはさすがとしか言いようがありません。
現在ここはユニークベニューとしてミーティングスペースのような形で利用しているそうです。
この日もエレベーターホールからザ・セブンシーズに誘導する案内板に大手コンサルティング会社の名前がありました。
ザ・セブンシーズのすぐ隣にもミーティングスペースがあり、なんとバルコニーに出られます。
この高さでオープンエアーで東京都内を見る機会もなかなかないので、記念に1枚。
最後は同じ24階のレストラン/バー「Peter」で立食の小パーティーをご提供いただきました。
グラス越しに見る皇居もオツなものです。
仕事ではなく、堂々と宿泊できるような大人になるはずだったのですが、私はいったい何をやっているのでしょうか(笑)
悲しくなっちゃう前に、それでは今日はこの辺で。
バーチャルとリアルの垣根がなくなった!? アウディ e-tron Vision Gran Tourismoが富士に登場
ついにこういう日が来ましたね。
プレステ用の人気ゲーム「Gran Tourismo」ですが、リアルドライブシミュレーターというコンセプトを進化させ続け、今ではプロレーサーが練習で使えるレベルにまでなっている(中嶋一貴選手談)そうです。
そしてVision Gran Tourismoとは、各メーカーに「予算などの制限がないとしたら、Gran Tourismoのバーチャルの世界でどんなクルマを作りたい?」という問いに対して出した回答といってよいでしょう。
各メーカーのカラーが出ていて、見るだけで楽しいラインアップでしたが、そこはヴァーチャルの世界。
そんな夢のクルマを運転することができてしまうわけです。
今回は、そういうバーチャルだったはずのクルマが実車になって富士スピードウェイを疾走したという。
もうバーチャルとリアルの垣根はなくなったのかと思うわけです。
クルマづくりって、本来は「こんなクルマがあったらいいのに!」という途方もない願望が発起点で、産業としてここまで発展してきたはず。
バーチャルの世界を飛び出したアウディ e-tron Vision Gran Tourismoのように、Vision Gran Tourismoで登場したクルマがどんどん実車化されたら楽しいだろうなぁ。
それでは今日はこの辺で。
久しぶりのペニンシュラ東京
いやー、仕事からの帰りが遅くなってしまい、更新がこんな時間になってしまいました。
なので、今日はサワリだけ。
東京都内随一のラグジュアリーホテル、ペニンシュラ東京に行ってまいりました。
ここに足を踏み入れるのは、2007年のオープン直前に行われたメディア内覧会以来です。
あれから10年以上が経ちましたが、中は古さを感じさせません。
詳細は後日触れてみたいと思います。
それでは今日はこの辺で。
「取材時晴天なり」の不敗神話が途切れたプーケット
自慢ではありませんが、私が海外取材に行った際の晴天率は非常に高いです。
もちろん、私に天気を変える力なんてありませんので、「俺、晴れ男だよ」なんて吹聴はしませんが。
もちろん雨が降ったことがないわけではありませんが、不思議なことに室内の施設で取材している間だけ降るとか、ホテルに戻ってきたところで降り始めて翌朝には止んでるといった具合なのです。
5月にマカオに行ったときも、ガイドさんが「先週まで雨ばかり。今週はずっと晴れの予報です」と言っていたとおり、滞在4日間で雨は1滴も降りませんでした。マカオの書籍なども書いているスペシャリストのようなライターさんも「こんなに晴れが続くマカオは珍しい」って言ってましたし。
屋外での撮影の場合、晴天に勝る撮影技術はありません。
石畳の白がまぶしい!
ちなみにこの写真を撮った時刻は正午頃。
マカオは緯度が低いので正午には太陽がほぼ真上に来ます。だから自分の影がこんなに小さくなっちゃうんですね。
なので、日差しから逃れるには日傘をさすか建物の中に入るしかありません。女性陣は本当に大変そうでした。
この勢いのままタイに乗り込んだ私ですが、バンコクでは天気はまずまず。
プーケットに向かう機中でも、窓の外には青空が広がっていました。
しかし機体が高度を下げると厚い雲の中に。。。
プーケット国際空港では一雨降った後らしく、滑走路や誘導路には水たまりができていました。うーん、嫌な予感。
予感は的中し、ランチタイムには土砂降りに。。。
プーケットに入る頃になると、参加者の間に私が取材時に雨にたたられたことがない、という話が知れ渡っていましたので、「のびーさんがいるから、ランチが終わる頃にはやみますよ!」って言ってくれたのですが、、、
俺に天気を変える力はないから!(笑)
止まなかったら責任を感じちゃうじゃないか。
ま、ランチ終了と同時に雨は止んだんですけどね。
そんな感じで降りそうで降らない、そして降っても室内にいる時、というジンクスは継続していました。
1度だけ土砂降りに遭いましたが、ゾウと一緒に泥水を浴びて全身ずぶ濡れになるというアクティビティの時間帯だったので、ある意味では事なきを得ました。
ただし、強風は吹き続けており、ホテルのビーチには赤旗が立つほど。
ヤシの木も傾く風です。。。
この風と波の影響で、シュノーケリングが中止になりました。(ゾウのアクティビティはその代替だったのです)
結論から言うと、雨には降られてしまったので「取材時晴天なり」の不敗神話はプーケットにて途切れてしまいました。
東南アジアだから仕方ないですけど、ちょっとだけショック(笑)
次はどこに出張するかわかりませんが、雨は降らないでほしいなぁ。
それでは今日はこの辺で。
ザイテングラートの記事のアクセス急上昇。夏山登山でも皆さんどうかお気をつけて
先日、富士山で安全誘導員の男性が台風12号の影響による強風で動けなくなり、救助隊と5合目まで下山したものの、その後溶体が急変して亡くなったというニュースがありました。
死因は低体温症とみられるとのこと。
夏でも高地では気温が低いわけですし、亡くなられた男性は安全誘導員ということで装備不足というわけでもなかったと思われます。
無事に登頂して達成感を得たり、こんな(↓)素晴らしい眺望を楽しんだり、登山には楽しい一面があります。
しかし、今回の富士山のような事故が起きてしまうのも山の顔です。
私も常に細心の注意を払って登りたいと思います。
そんな夏山シーズンになると、タビグルマ雑記帳のアクセス解析に変化が現れます。
7月中旬から上位に顔を出すのがこちら。
一昨年、5年越しで奥穂高岳に登頂した後に書いたものです。
この年は私たちが山に入る前の2週間ほどで3人がザイテングラートで滑落死するという、現地のタクシー運転手が「珍しい」と言うほど事故が発生していました。
実際に登った方はおわかりいただけると思いますが、無雪季のザイテングラートはそこまで険しいルートではありません。
ただし、斜度がキツく長いので、ある程度の脚力がないと、集中力を保ちつづけるのが難しくなるのかもしれません。集中力が低下すると、一部で岩に書かれた◯印と✕印が見えにくい場所があるので、誤った方向に進んでしまうと滑落の危険性が増してしまうコースではあります。
登るスピードにはこだわらず適度に休憩しながら登れば、問題なく登れるはずなのです。
ぜひ、時間に余裕を持ったスケジュールを組み、悪天候や体力的につらければ撤退する勇気を持っていただければ、と思います。
5年連続で奥穂から撤退してきた私が言うんですから、これだけはホントです(笑)
それでは今日はこの辺で。